なんか、うまくいってない」の正体|
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「癒やされる」とは少し違う。永平寺にいると起きること

思索ノート

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先週末はお休みをもらって
福井へ行ってきました。

 

今回いちばん行きたかったのは
曹洞宗の大本山、永平寺です。

 

 

ここは前にも一度
ひとりで訪れたことがあります。

 

出張の帰りに
立ち寄ったのが最初でした。

 

着いてから何をしようと
決めていたわけではありません。

 

境内を歩いたり
建物を眺めたり。

 

外に出て
大きな木を見上げたり。

 

気がつけば
2時間くらい滞在していました。

 

そのときのことは
以前ブログにも書いています。
前回の永平寺の記事はこちら

 


 

会話

「何がそんなによかったの?」

と聞かれると
ちょっと困ります。

 

ものすごく感動する景色があるとか
派手な何かがあるとか。
そういう場所ではないんですよね。

 

でもなんだかいい。

 

今回は雨が降ったりやんだり。
雨上がりは蒸し暑い日でした。

 

境内をぶらぶら歩く。
建物を見る。
外に出て大きな木を見上げる。

 

 

蒸し暑いのになんだか心地よい。
不思議と気持ちが落ち着いてきます。

 

特に好きなのが
境内にある大きな木です。

 

ずっと昔からそこに立っている木を
ただ見上げる。

 

それだけ。

 

木も
苔むした岩も
とにかく緑色。

 

その緑がやけに鮮やかで
いまも記憶に残っています。

 


普段の生活では
木々を見上げるなんて
なかなかしません。

 

仕事をしていれば常に
次にやることを考えています。

 

あの仕事はどうしよう。
誰に連絡しないといけない。
何を決めないといけない。

 

仕事をしていない時間でも
頭のどこかでは
仕事のことを考えている。

 

たぶん普段はそれが
当たり前になっています。

 

考えていることにすら
気づかないくらいに。

 

でも永平寺にいると
仕事のことを本当に忘れます。

 

次に何をするか。
あの仕事をどうするか。

 

誰に連絡するか。
何を決めなければならないか。

 

頭の片隅にずっと残っていたものが
ふっと消える。

 

忘れようとしたわけではありません。
気がついたら忘れている。

 

そして一人になる。

 

孤独という感じではありません。
さみしさとも違います。

 

仕事上の肩書きや役割。
やるべきことや責任。

 

そういうものから
いったん離れる。

 

ただそこにいる。
ただ歩く。
ただ大きな木を見上げる。

 

家族と一緒に来ていても
感覚としては一人になる。
そんな感じです。

 


「癒やされる」と言えば
そうなのかもしれません。

 

でもそれも
ちょっと違う気がします。

 

疲れを取るとか
気分転換するとか
そういうことでもない。

 

普段の自分から
いったん離れる。

 

仕事をしている自分でもなく
何かの役割を持った自分でもなく
ただの自分になる。

 

永平寺にいると
そんな感覚になります。

 

前回、気がつけば2時間もいたのも
たぶんそのせいです。

 

そして今回も
やっぱりなんだかいいな
と思いました。

 

理由はうまく
説明しきれなくていい。

 

ここに来ると仕事を忘れる。
一人になる。
大きな木を見上げる。

 

たぶん私はここが
好きなんでしょうね。

 

だからまた来たくなる
のかもしれません。

 

仕事を忘れて一人になれる場所。
みなさんにもありますか。

 


今日は仕事の話をしませんでした。
こういう人間です。
話してみたいと思われたらそれで十分です。

 

  • 相談ではなく、ただ話してみたい
  • 何を頼めるのかは分からないが、興味を持った
  • 同じような経験をしてきた

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現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。