出張最終日の9月10日(日)
この日はまっすぐ大阪へ
帰阪するだけの予定でしたが
前日に福井のセミナーに参加した際
↓
近くに永平寺さんがあることに気付く。
永平寺と言えば曹洞宗の大本山にして
私の家の菩提寺、らしい。
私が中2になる直前に父が亡くなり
ここで法事を執り行いましたが
当時私は諸事情で参列できず。
その後もなかなか機会がなく
永平寺という名前は耳にしても
なかなか訪れる機会はありませんでした。
出張3日目、セミナー受講のため
福井を移動中に永平寺という名前が
ふと目に入ったので
母にLINEで「永平寺近いらしいわ」
ってメッセージ送ったらすぐさま
「ぜひお参りしてください。」と返信。
これも何かのご縁だろうと思ったので
金沢からの帰路、出張の最終日は
永平寺に寄って帰ることにしたのでした。
曹洞宗と言えば禅宗。
米Apple社の創業者スティーブ・ジョブズが
禅にはまっていたことは知っていましたが、
禅そのものについては
「座って動いたら背中たたかれる」
くらいの認識でした。
なのでまったくの観光気分で
永平寺を訪問。
長い階段や廊下を歩き
奇麗な天井を見上げ
外に見える伽藍を眺め
そうか、永平寺って
雨降っても傘を差さずに
グルっと観光できるんやー
よーできてるわー
と思いながら一周。
そして最後に見たのが
永平寺の映画。
そこで雲水と呼ばれる修行僧の生活や
海外での禅の広がりを見ているうちに
ふと、
と急に意識が切り替わるのが分かりました。
雨が降っても観光しやすいために
長い廊下で繋がっているわけではなく
っていうのがスッと腹落ちしました。
脱いだ靴を揃えるのも修行
ご飯をつくるのも食べるのも修行
庭の手入れも修行
一日の生活が修行
ありのままを受け入れ
宇宙まで一体になる感覚
ザカモアのリリーが言ってた『問い』も
ここ永平寺の修行の中にありました。
なんかうまく言えないけど、
当たり前をありがたく思うことは
ほめ育に通じる
目の前のことに集中する
ありのままを捉えるのはTOC
とか、今やっている事と禅宗の
考え方とのつながりを感じました。
これからもっと禅の勉強してみたい
と思いました。
そして私にこう思わせてくれた、
最後に観た永平寺の映画、すごいな!
もろもろの背景を知らずに
目に映ったものだけを見て
まさに観光だけして帰ったら
めちゃくちゃもったいないところでした。
そこにあるものの意味を
しっかり言葉や映像で伝える
大切さを痛感。
禅問答も問いを立てること、
それに答えることが修行であり
より深く理解することなんやなぁ・・・
と思いました。
禅の教えなどは私のにわか知識よりも
YouTubeとか見てくださいね。
公式動画もたくさんありましたよ。
↓
こうして4日間の出張の最終日
なんかふんわりした感じのまま、
車で無事帰阪。
今富山工場で起こっている
問題に目を向け、
将来取り組むべきAIを学び、
尊敬する人たち、目標とする人たちに会い、
最後の永平寺で全部がつながる感覚。
そしてこの禅宗との
ファーストコンタクトが
1週間後の和歌山での
セカンドインパクトにつながるのですが、
それはまた後日。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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