私は大河ドラマをほぼ毎週見ています。
今年は「豊臣兄弟!」です。
放送はもう28話を過ぎ
本能寺の変が終わり
あの有名な中国大返しに入りました。
うちの子どもは今回も聞いてきました。
「これ誰?」
「敵はどっち?」
「これは味方?」って・・・
どうやら桶狭間の戦いも
延暦寺の焼き討ちも
本能寺の変も
ほとんど知らない様子。
学校で習ったはずなんですけどね。
でも興味がないのできれいさっぱり抜けています。
私も最初は答えていました。
でも毎週おなじ質問がくるので
4月を過ぎたころから
私はもう答えなくなってました。
ドラマに集中したい!
そして「何回言っても興味ないから覚えへんな」
って思いました。
先日 子どもがYouTubeで
「よにのチャンネル」を見ていました。
二宮和也さん、山田涼介さん、菊池風磨さんが出ています。
さすがにこの三人は私でもわかります。
でもCMや番組の途中に
出てくる若い男性タレントは
名前がさっぱりわかりません。
「これ誰?」
私はいつものように聞きました。
返ってきたのはこの一言です。
「お父さんに言うても分からん」
どこかで聞いた言葉・・・言われて固まりました。
私が子どもにしてきたことと同じだったからです。
私も若いタレントが出るたび
子どもに「これ誰?」と聞いてました。
でも何度聞いても
目黒蓮さんがSnow ManなのかSixTONESなのか
今も覚えていません。
顔と名前は一致します。
それはドラマで見たからです。
そういえば松村北斗さんも
朝ドラに出ていたので顔と名前が一致します。
でも所属しているグループは
やっぱり今も覚えていません。
ここで気づきました。
物語とつながった情報は
覚えてるんですよね。
でも所属するグループは覚えていません。
顔は目で見た記憶です。
名前や所属は言葉の記憶です。
種類が違うこの二つを
結びつけて覚えるのは難しいと
記憶の研究でも
説明されています。
一方で意味や感情がつくと急に覚えられます。
「この人は裏切った」
「この人は主人公の父」
そうなると忘れません。
つまりうちの子どもが大河ドラマの役を覚えないのは
興味がないから“だけ”
ではありませんでした。
私が役名だけを伝えていたからです。
ここでふと会社のことを思い出しました。
「何度言っても現場が変わらない」
「若手に伝えても響かない」
「マニュアルを渡しても覚えない」
どれも「あいつは興味がない」で片づけられます。
私の、子どもに対する姿勢も同じでした。
「言っても無駄」と決めてしまいました。
でも子どもが役名を覚えなかった理由は
興味のなさではなく私の伝え方でした。
役名だけを伝えても覚えていません。
背景や出来事も一緒に伝えるべきでした。
問題は相手の頭ではなく
伝える側にありました。
大河ドラマのほうはこれから
山崎の戦い、清須会議を経て
賤ケ岳の合戦へと進みます。
今回の大河ドラマの主人公は秀吉の弟の秀長です。
物語はやがて私の地元
奈良県の大和郡山市に舞台が移ってきます。
秀長が晩年を過ごした大和郡山城は
うちから車で30分ほどの場所にあります。
来週からはその回の大事な人物を
一人だけでいいのでその背景も含めて
子どもに伝えてみます。
登場人物が多いので全員はとても無理ですが
一人なら背景も一緒に伝えられます。
あなたの会社の
「言っても覚えない」も
一度うたがってみてください。
問題は相手の理解力ではなく
伝え方かもしれません。
役名だけを伝えていないか。
背景や出来事も一緒に伝えているか。
そこを変えるだけできっと伝わり方は変わりますよ。
「言っても無駄」と決める前に、伝え方を一度見直したい方へ。
| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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| 支援内容 |
DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
|---|---|
| 活動拠点 | 奈良県 |
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| 定休日 | 土日祝 |