現場と経営の断絶を解く。
中小製造業のDX部長が書き続けるブログ

駅のホームで気づいた、社員が動けない本当の理由

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昨日は出勤時に
生駒駅のホームで
立ち往生しました。

 

朝5時半にカッパを着て
完全武装で自転車に乗って家を出たのに

あまりの豪雨にびしょ濡れです。

 

やっとの思いで駅に着いたら
近鉄奈良線も大阪メトロ中央線も
なんと運転見合わせ。

 

 

バスも動いていません。

ホームは人であふれていました。

 


 

 

みんなは掲示板を見ていた

 

運行情報の掲示板は
いつまでたっても変わりません。

 

駅員さんは人混みの中にいましたが
今まさに見合わせが出たばかりで
駅員さんにも何もわからない状況でした。

 

会話

運行再開の目途だけでも教えてくれ

そう声をかけている人もいました。
気持ちはわかります。
でも答えられる状況ではありませんでしたね。

 

停車中の車内やホームにとどまる人。
会社に電話している人。
スマホで何かを調べている人。

 

そして変わらない掲示板を
じっと見つめている人。

 

 

私はそのみんなの顔を
見ていました。

 

この人たちは今
何を考えているんだろう。

 

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自分はどうするかを決める

 

帰るか。
とどまるか。
別の手段を探すか。

 

正解はありません。
帰りたくても
帰れない人もいたはずです。

 

だから
「とどまった人が間違い」とは
まったく思いません。

 

ただあの場面で感じたのは

 

「自分はどうする」を
どれだけ早く決められるか。

 

ここに尽きるということでした。

 

私は妻に電話して
車で迎えに来てもらうことに
しました。

 

 

しかし!通常20分の道のりが
90分以上かかってやっと駅前。
そこからさらに1時間以上かけて
へとへとで帰宅しました。

 

家についてから知りましたが
私の住む生駒市内では床上浸水や
川の氾濫が起きていました。

 

私の家のすぐ近くにも
土砂崩れの警報と避難指示が
出ていたのです。

 

生駒駅から生駒山を望む。
あの山の向こう側が大阪です。

 

あのとき「帰る」と決めたことが
正解だったかはわかりません。

 

でも
「自分で決めた」
ことだけは確かです。

 

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これは経営の話でもある

 

あのホームには
スーツ姿のビジネスマンや
ビジネスウーマンがたくさんいました。

 

経営者もいたかもしれません。
管理職もいたかもしれません。
学生もいたでしょう。

 

立場は関係ありません。
あの場面で問われていたのは

 

「自分はどうする」を
自分で決められるかどうか。

 

これだけです。

 

誰かに次の指示を仰がないと
動けない人がいます。

 

誰かが
「帰っていい」と言ってくれるまで
その場で待ち続ける人がいます。

 

それが悪いとは言いません。
でもその習慣は
会社に戻っても変わりません。

 

上司の判断を待つ。
社長の指示を待つ。

 

そんな人は
「決めてもらうまで動かない」が
当たり前になっていきます。

 

逆にあの場面で
自分の判断でさっと動ける人は
経営判断も早い。

 

判断の中身ではありません。

 

「自分で決めて動く」という
行為そのものが
その人の判断力を物語っています。

 

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判断する人を育てていますか

 

前職にこういう上司がいました。

 

お客さんの出迎えのとき
部下が段取りを話す前に
指示を出してしまう。

 

 

製造工程の改善でも
部下が考えを伝える前に
「こうしろ」と決めてしまう。

 

悪気はなかったはずです。
むしろ仕事が早くて
頼りにされていた人でした。

 

でもその結果
部下は考えなくなります。

 

「どうせ言われるから
先に聞いておこう」

 

こうして
自分で判断しない人が出来上がります。

 

ここに落とし穴があります。

 

電車が止まったホームに
その上司はいません。

 

製造現場でトラブルが起きたとき
上司がその場にいるとは限りません。

 

本人がその場で判断しなければ
いけない瞬間は必ず来ます。

 

そのとき
「自分で決める」経験がなければ
動けないのは当然です。

 

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御社ではどうですか

 

 

うちの社員は指示待ちが多い

幹部が自分で判断しない

 

そういう悩みをよく聞きます。

 

でもそれは
社員の能力の問題ではなく

 

「自分で決める」経験が
社内に少ないだけかもしれません。

 

判断する機会がなければ
判断力は育ちません。

 

判断しても怒られるなら
判断しないほうが安全だと学びます。

 

もうひとつ。

 

最終的に上司に判断を仰ぐにしても
どういう情報を上にあげるか。
何をあげないか。

 

その先にどういう判断が下るか。
どう判断してほしいか。

 

そこまで見通して情報をあげれば
話は格段に早くなります。

 

これも
「自分で考えて動く」の
ひとつの形です。

 

電車が止まったホームで
自分の判断で動ける人を
育てたいのであれば

 

普段から
「自分で決めていい」場面を
意図的に作っておく必要があります。

 

あなたの会社では
社員が
「自分で決めていい」場面は
いくつありますか?

 

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まず現状を整理したい方
ぜひご連絡ください。

 

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お問い合わせ

現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
組織づくり・人材育成の仕組み化
活動拠点 奈良県
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。