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vol.518

価値観を合わせて
IT化を進める

中小製造業専門の
IT参謀、村上郁（かおる）です。

私はこれまでたくさんの
ITシステム導入、いわゆる
ITの仕組みづくりをしてきました。

販売管理システム、
生産管理システム、

ホームページも情報発信という
ITの仕組みですね。

世の中、いろいろ見渡すと

うまく導入できた、

何の問題もなく
運用できている

という案件よりも
ミスったー！という案件の方が

多いかも。

大きなところではみずほ銀行の
システム統合による障害
がありましたね。

何回やり直せば気が済むねん！
と思った方も多いかもしれませんが、

システム導入の経験者からみると
現場の混乱が手に取るようで、

ニュースで見るたび
胸のあたりがキューっとなりました。

ホームページも含めた
ITの導入に大切なものって
何かわかりますか？

デザインの知識？
論理的思考力？

もちろん大切ですが、

一番大事なのは

会社のことをどれだけ
よく理解しているか

です。

ITシステム導入

生産管理などの
システムを導入するときは

導入前の業務の流れを把握し、

「なぜそういう処理をしているのか」
「一見不合理に見えても
何か理由があるのかないのか」

を知っているかどうかが

システム導入とその後の

運用の成否を握ります。

ホームページ導入

ホームページは会社のことや
製品、サービスのことを

お客様に知ってもらう
ためのものですが、

社員やその家族に
知ってもらうという面も
あるのを理解していますか？

どれだけいいことが
書いてあっても、

内情を知る社員が
そのホームページを見てどう思うか。

そもそも、せっかく大枚はたいて
作ってもらった自社のサイトを

社員が見ていない、
ということもよくあります。

失敗しないシステム導入

システム導入に
失敗しないためのコツは

会社のことをよく知っている人、
その業務に精通している人を
プロジェクトに入れること。

ホームページであれば社長が入る、
販管システムなら営業や経理、
生産管理システムなら製造。

そのことを一番知っている人が
一番忙しかったりするので

システム導入に関与しないことが
案外多いのですが
ここ、大きなポイントですね。

この、一番忙しいけど
一番重要な人の考え方を

システム構築に反映していく方法を
セミナーなどでお伝えしています。

これからこのブログでも
書いていきます～。

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