今日はうちの地域は
『燃えるゴミの日』です。

私は今までゴミ捨ての日に
まったく無頓着でした。
妻に
「出してきて」と
言われたら持っていく。
それで何の問題もなかった。
目次
昨日ようやく重い腰を上げて
部屋の片づけを始めました。
ふと市のごみ収集カレンダーを
見て驚きました。

燃えるゴミは火曜と金曜。
容器包装プラスチックは水曜。
びん・缶・有害ごみは
月2回の指定日。
しかも有害ごみは
「蛍光灯」「電池」「鏡」を
それぞれ別の袋で出す。
ペットボトルは
キャップを外し
ラベルをはがし
水洗いしてから出す。
祝日も収集するが
5月5日と1月1日だけは休み。
なんとも細かい
スケジューリングです。
部屋の掃除は何度もしてきたのに
ゴミ収集の日程はまったく
意識してきませんでした。
ここでふと思ったんです。
市の職員は誰も
わざわざうちまで来て

とは言いません。
そこにはカレンダーという
「しくみ」がある。
地域のルールという
「関係性」がある。
それだけで何万世帯が
自分で判断して動いている。
これ、
『指示ゼロで回っている』
ということです。
でも「しくみ」さえあれば人は動くのか?
ことはそう単純でもありません。
先日テレビで
東京都庁の仕事紹介を
していました。
TBS『ジョブチューン』の
東京都庁密着SPです。
都バスの自動車運転養成科の
入所式当日。
受付の前に掲示があります。
「名前を記入し名札をもらってください」
と書かれた看板がこれ見よがしに立っています。
ところが何人もの新人が
その掲示をスルーして受付に来る。
そこで受付の方はひとりひとり止めて
「そこに書いてあるのでまず目を通してください」
と差し戻します。

なぜここまで
徹底するのか。
都バスの運転手は3交代。
全員が一堂に揃うことは
ほとんどありません。
だから社内連絡は
すべて掲示物で行われる。
掲示を確認する習慣がなければ
情報が届かない。
だから入所式の日から
「まず掲示を見る」を
体に染み込ませる。
しくみをつくっただけではない。
「見る習慣」まで設計しているんですね。
このシーンを見たとき
自分の仕事と重なりました。
私はこれまで
中小企業のIT導入を
何度も経験してきました。
その中で何度も見てきた
典型的な失敗パターンがあります。
システムを入れた。
マニュアルも作った。
説明会もやった。
でも半年後には
誰も使っていない。

私も経験があります。
生産管理システムを入れた。
1ヶ月もしたら誰も使わなくなっていた。
使い方を教えることと
使うしくみを設計することは
まったく別の話です。
都バスの受付の人は
操作方法を教えたのではない。
「まず見る」という
行動習慣を初日に仕込んだ。
冒頭のゴミカレンダーも同じです。
カレンダーがあるだけでは
私のように
見ない人間もいる。
でも「見る理由」ができた瞬間
自分で動けるようになる。
しくみは
つくっただけでは動きません。
使う習慣まで含めて
はじめて「しくみ」です。
社内チャットを入れた。
でも誰も投稿しない。
共有フォルダをつくった。
でも誰もファイルを置かない。
それは社員が悪いのではなく
「見る習慣」の設計が
抜けているだけかもしれません。
あなたの会社の情報は
掲示されていますか。
そしてそれを
見る習慣はありますか。
「入れたのに使われない」には理由があります。
その設計、一緒に見直しませんか?
追伸。
妻はこのゴミ出しを
ここに住み始めてからの
25年間ずっとやってきました。
それに気づいたとき
今まで無頓着だった自分を
本当に恥ずかしく思いました。
部屋の片づけとともに
ゴミ出しの日程も
マスターを目指します。

| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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| 支援内容 |
DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
|---|---|
| 活動拠点 | 奈良県 |
| 営業時間 | 平日9時~18時 |
| 定休日 | 土日祝 |