デジタルの時代に本当に必要なのはリテラシーよりもこっちですよ。

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vol.905

前評判はどうあれ、
始まってみれば
盛り上がりをみせますねー
東京オリンピック。

新競技での大金星に
一躍ときの人に
なることもあれば、

期待されていた成果が出ずに
終わる人も。

一躍、時の人となったひとりが
競泳女子の大橋悠依選手。

25日の女子400メートル
個人メドレーで
金メダルを獲得しました。

その後、大橋選手がやったことは

これからのデジタル社会を
自分らしく生きていくために
とても大切なことです。

大阪で表面処理、防食処理工場の
Web＆システムを担当している
村上郁（かおる）です。

中小製造業の楽しさを伝え、
働きがいのある工場を増やすために
このブログを毎日書いています。

25日に続き翌日26日の
競泳女子200メートル
個人メドレーでも

金メダルを獲得した
大橋選手がやったこと。

それは
スマホの通知をオフ
にすること。

彼女の過去の苦い経験が
この行動に結び付きました。

2017年世界選手権の
200メートル個人メドレーで
銀メダルを取った後、

彼女は殺到するLINEメッセージに
集中を切らしました。

その結果、最も得意とするはずの
400メートル個人メドレーは
4位に終わりました。

そこで今回は25日に
金メダルを獲得した後、

スマホのTwitterやLINEの
通知設定をオフにしたそうです。

すべては翌26日の
200メートル個人メドレーに
集中するために。

大橋悠依、連続金もたらした通知オフ　「うれしいけど…」勝負に集中

　競泳の大橋悠依（25）が、競泳女子200メートル個人メドレー決勝で金メダルを獲得した。25日の女子400メートル個人メドレーの金メダルに続き2個目。　大橋は25日を泳ぎ終えた後、スマホを手にし、ツイ…

朝日新聞デジタル

これからのデジタルの時代
ITリテラシーを高める事も
大事ですが

一番大切なことは

「自分で決める」
ということです。

自分の行動はIoTで
履歴が集められ、

AIで「これ買えば？」
「ここに行けば？」とおススメされ、

「こんなニュースがあるよ」
「これは知っといたほうが
いいんじゃね？」とばかりに
スマホから通知が来る。

そしてLINEやTwitterで
メッセージ、投稿がバンバン
飛び込んでくる時代。

こちらが求めなくても
空から勝手に情報が
飛んでくる時代だからこそ。

進学も就活も
「ここなら入れるんじゃね？」
っていうところを
勧められて目指すより、

「自分はこれがしたい」
っていう意欲をもって目指す。
（まだ前クールに見た
『ドラゴン桜』を引きずってますｗ）

生産管理システムにせよ
人事考課クラウドにせよ、

情報をまとめて分析して
アドバイスはしてくれますが、

最終的にやるかやらないかを
決めるのは人間です。

デジタルは決めるための
大きな助けになるから
私は導入を勧めているわけですが、

便利なものを導入することによって
自分で考えなくなるのでは本末転倒。

そのことを改めて
思い出させてくれる
大橋選手のニュースでした。

実は私はスマホのかなりの通知を
OFFにしています。

通知OFFにする理由は

①目の前の仕事に集中するため

②自分の意思で見るため

③本当に重要な通知は少ないから

仕事柄、パソコンに
向かっていることが多く
スマホもその横に置いています。

するとスマホに通知が来るたびに
画面が点灯しメッセージが表示され、

場合によっては音もなります。
気が散ります。

集中する時間ってほんと貴重。

そして、本当に重要な通知って
実はそんなに多くありません。

一日でいいので、
まったくうんともすんとも鳴らない
（通知の来ない）スマホを
横に置いてみてください。

ほんとに必要な通知、
その場で確認しないといけない通知って
実はほとんどないことに気付けます。

感染拡大局面に入り
感染リスクが日に日に高まる
今日この頃、

実はスポーツ観戦などには

家にいながらにして

Twitterを見ながら

リアタイを楽しむ
っていうのもおススメ
なんですけどね。

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