なんか、うまくいってない」の正体|
会社の詰まりと可能性を見つけるブログ

「あれ、やっといて」が伝わらないとき、相手に見えていないもの

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母が緊急手術を受けました。

 

別の病院に入院していた母は
容体が急に変わって転院し
そのまま手術になったのです。

 

連絡を受けた私は
その日の夜に夜行バスへ飛び乗りました。

 

翌朝病院に着いて
手術を終えた母と面会しました。

 

術後なので母はまだ
自分では動けません。

 

のどに痰がたまるので
口に水を含ませて吐き出させたり
身の回りのことを手伝ったり。

 

急な転院だったこともあり
荷物はぐちゃぐちゃのままでした。

 

少し時間が経つと
母も少しずつ話せるようになってきました。

 

そして
自分の荷物を整理したがりました。

 

とはいえ
母はベッドの上です。

 

手も動かせない。
指もさせない。
言葉もまだたどたどしい。

 

そこで

 

母が口で指示を出し
私がその通りに
手を動かすことになりました。

 

「それをこっちに」
「その袋じゃなくて、そっち」
「その中に入ってるやつ」

 

母が出したがっていたのは
たしか手帳でした。

 

ところが
これがなかなか伝わりません。

 

「これ?」
「違う」

 

「じゃあ、こっち?」
「それでもない」

 

何度も繰り返すうちに
お互いだんだんイライラしてきます。

 

そしてついに。

私もキレちゃいました。

 

 


それでも私がやるしかない

私はキレたあと
自分に言い聞かせました。

IT参謀会話

「ここでほったらかして病室を出ても
母は自分でやれないんだよな。
だからきたんやん」

少しずつ頭を冷やして
作業を続けました。

 

荷物の整理は
いちおう終わりました。

 

自分の親でさえ
思うようにいかないと腹が立つ。

 

看護や介護の仕事をしている人は
これを家族ではない相手と
毎日やっているわけです。

 

本当に頭が下がります。

 

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母の「それ」が私には見えていなかった

あとで振り返って
ひとつ気づいたことがあります。

 

母の指示は全部

 

「それ」

「そっち」

「その中」

でした。

 

母の頭の中にはどの袋の
どこに入っている
何を出したいのかが

はっきり見えています。

 

でも私には
それが見えていません。

 

見えている側は
相手にも見えているつもりで話す。

 

見えていない側は
当てずっぽうで手を動かすしかない。

 

しかも母は手術の直後です。

 

身体もしんどい。

指もさせない。

言葉も思うように出てこない。

 

いちばんもどかしかったのは
母本人だったはずです。

 

私はといえば
夜行バスからそのまま病院に入り
ずっと気を張っていました。

 

お互いに余裕がほとんど
なかったんですよね。

 

余裕がないときほど

 

「あれ」
「それ」
「いつものやつ」

 

みたいな言葉が増えます。

 

そして受け取る側にも
それを察する余裕がなくなっています。

 

会社でも忙しい日ほど

 

会話

「あれ、やっといて」

が増えますよね。

 

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今回は私が「それ」を受け取る側でした

ふだんの私は伝える側に
立つことの多い人間です。

 

仕事でも何かを説明したり
頼んだり指示したりする側にいます。

 

でも今回は「それ」を
受け取る側でした。

 

そして

 

キレました。

 

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こんな話からでもよければ

「ちゃんと言ったのに、伝わらない」
「なんで分かってくれないんだろう」

 

そんなことは
仕事の中でもよく起こります。

 

でも

 

もしかすると相手には
こちらが見ているものが
見えていないだけなのかもしれません。

 

「それ」で伝わらずにキレたことのある方。

 

そんな話からでも
よければ一度お話ししましょう。

 

相談内容がまだまとまっていなくても大丈夫です。

  • 「何を頼めるのか分からない」
  • 「ただ一度話してみたい」

そんな段階でも構いません。

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お問い合わせ

現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
組織づくり・人材育成の仕組み化
活動拠点 奈良県
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。