
先日UR賃貸住宅の内見に
行ってきました。
対応してくれた担当者の方が
どうにもおぼつかない。
こちらが質問すると確認が入る。
しばらく待って話が進んだと思ったら
また確認。
なかなか先に進みません。
例えば契約書にこんな文言がありました。
「管理期限が終了すると
元の家賃に戻ります」
管理期限?
これっていつのことなんだろう。
担当者の方に聞いてみたところ
その場ではわからず
どこかに電話して確認してくれました。
結果その期限が来るのは
27年後だとわかりました。
少なくとも今回すぐに
家賃が変わる話ではないとわかって
ひと安心。
聞かなければわからなかったことだし
確認してもらえてよかった。
ただそんなやり取りが何度か続くと
どうしても時間がかかります。
しかも賃貸住宅は
ほかの人が先に申し込めば
希望の部屋を借りられないかもしれません。
そう考えると
待っている時間が余計に長く感じられます。
正直イライラしました。
待ち時間が重なるうちに
自分の中にもイライラがあることに
気づきました。
「あ、今、自分はイライラしてるな」
そこでふと思ったんです。
このイライラを相手に伝えて
何かいいことがあるんだろうか。

「もう少し早くしてもらえませんか?」
そう言えば
こちらは少しスッとするかもしれません。
でも相手は焦ってしまうかもしれない。
焦れば間違えることもあるでしょうし
間違えればまた確認や手戻りが
発生するかもしれません。
あれ?
それって余計に時間がかかるんじゃないか。
自分がスッとするためにイライラを伝えて
結果的に自分も困る。
それなら
何のためにイライラを伝えるんだろう。
そう考えたら
なんだか無駄に思えてきました。
もちろん確認したいことや
申込の意思はきちんと伝えます。
でもそれとイライラをぶつけることは
別の話です。
今回の担当者の方は
仕事に慣れていないのかもしれません。
でも本当にそうなのかはわかりません。
新人なのかもしれないし
ベテランなのかもしれない。
たまたま今回の質問が
珍しかっただけかもしれません。
私が知っているのは
質問に答えるために何度か
確認が必要だったということだけです。
そういえば以前の職場で
こんなことがありました。
ある営業担当者が
進めていた案件について

「もう、たぶん忘れられているだろうから」
と言って
相手に確認もしないまま諦めていたんです。
「いや、聞いてみないとわからないやん」
そう伝えたのですが
結局その人は動きませんでした。
そのとき思ったんです。
ああ、こうやって
自分の思い込みだけで
可能性をなくしてしまうことが
あるんだな、と。
そして自分も同じようなことを
していないだろうか、と。
今回だって
担当者の方が仕事のできない人なのかどうか
私にはわかりません。
むしろ27年後の話まで
きちんと確認してもらえたのは
ありがたいことでした。
もし今回
ほかの人に先に申し込まれてしまったら
やっぱり残念です。
「もう少しスムーズに進んでいたらなあ」
きっとそう思うでしょう。
でもそれで担当者の方が
悪かったことになるのか。
それもわかりません。
自分にできる確認や意思表示は
きちんとしておく。
それでもダメだったら
今回は運が悪かったと
思うしかないのでしょう。
イライラしたところで
申込の順番が変わるわけではありません。
まあ希望の部屋が借りられるのが
いちばんなんですけどね。
決めつける前にまず聞いてみる。
そんな私と話が合いそうだと思われたら
それだけで十分な理由になります。
| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
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