なんか、うまくいってない」の正体|
会社の詰まりと可能性を見つけるブログ

月見マフィンを待ちながら、見える化を疑った

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マクドナルドでモバイルオーダーをして
店内で商品の出来上がりを待っていました。

 

 

ふとカウンターの向こうを見ると
ドライブスルーの商品が
次々と渡されていきます。

 

こっちはまだ。

 

また一台受け取っていきます。

 

IT参謀会話

「なんとなく、
ドライブスルーを優先してない?」

そんなことを思いました。

 

もちろん本当に優先しているのか
どうかは分かりません。

 

注文した時間も違います。
頼んでいる商品も違います。
調理の順番も違うかもしれません。

 

こちらから見えているのは
ほんの一部だけです。

 

それなのに人は見えている断片から
勝手にストーリーを作ります。

 

「後から来た人が先に受け取っている」

「自分は後回しにされている」

「こっちは忘れられているんじゃないか」

 

そしてそのストーリーに
自分で腹を立てます。

 


見える化の少し怖いところ

私自身、気が短い方ではないと思っています。

 

それでも待っていると妙に気になります。

 

病院でもそうです。

自分より後から来た人が先に呼ばれると

 

IT参謀会話

「あれ?」

と思います。

 

薬局でもそうです。

後から処方箋を出した人が
先に帰っていきます。

 

理由なんていくらでもあるはずなのに
目に入るのは「自分より先に進んだ人」です。

 

考えてみれば当然で
私たちは全体の流れなんて
見えていません。

 

見えていないのに
見えている部分だけで判断します。

 

ここに見える化の
少し怖いところがあると思います。

 

見える化という言葉は
たいてい良い意味で使われます。

 

進捗を見えるようにする。
数字を見えるようにする。
誰が何をしているかを見えるようにする。

 

透明性を高める。
ガラス張りにする。

 

でも本当に
見せれば見せるほど良くなるのでしょうか。

 

 

私はそうは思いません。

 

中途半端に見えることで
かえって誤解が増えることがあります。

 

数字だけ見えれば
背景を知らない人は勝手に理由をつけます。

 

「あの部署は遅い」
「あの人は仕事をしていない」
「あっちばかり優先されている」

 

けれどその数字に至るまでの流れは
見えていません。

 

マクドナルドで
ドライブスルーの商品が出ていくのを見ながら

 

「向こうばかり優先してない?」

 

と思った私と
やっていることはあまり変わりません。

 

部分だけ見て
全体をわかった気になっている。

 

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何を見せて何を見せないのか

だから見える化で大事なのは
何でも見せることではありません。

 

むしろ

 

何を見せるのか。
何を見せないのか。

 

そこを決めることです。

 

ガラス張りがいつも正義とは限りません。

 

見る側にとっては安心でも
見られる側にとっては監視かもしれない。

 

情報を増やせば透明性が上がる。

 

そんな単純な話ではありません。

 

情報が増えれば
誤解の材料も増えます。

 

見える化をするなら

 

「誰に、何を見せるのか」

 

だけでは足りません。

 

それを見た人が、どう解釈するのか。

 

そこまで考えた方がいい。

 

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見えているものだけで判断していないか

そしてもう一つ。

 

見えているものだけで判断していないか。

 

自分にそう問いかける必要もあります。

 

現場を見ている。
数字を見ている。
進捗を見ている。

 

だからわかっている。

 

そう思ったときほど少し怪しい。

 

本当に全体の流れが
見えているでしょうか。

 

見えているのは
月見マフィンがこちらに届くまでの
ほんの一場面かもしれません。

 

 

見える化は大事です。

 

でも

 

「見せればいい」は、あまりに雑だ。

 

ツールを入れる前に。
ダッシュボードを作る前に。
数字を並べる前に。

 

まず考えたい。

 

何を見せるのか。
何を見せないのか。
そして、その見え方が
どんな解釈を生むのか。

 

見える化は情報の量の話ではありません。

 

流れを、どう見せるかの話です。

 


見せ方まで含めて決めているかどうかで
同じ数字がまったく別のものになります。
自社の見える化はどちらになっているか。
一度お話ししてみませんか。

 

  • 数字は出したが、現場の反応が変わらない
  • 見せた方がいいのか迷っている
  • 見せ方まで考えたことがなかった

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お問い合わせ

現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
組織づくり・人材育成の仕組み化
活動拠点 奈良県
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。