現場と経営の断絶を解く。
中小製造業のDX部長が書き続けるブログ

ピンクのスーツと、見えない色

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私のブログ仲間に
しおちゃんがいます。

 

NJE理論ブログセミナーで
一緒に学んでいる仲間です。

 

近々開催される
セミナーイベントに向けて
ピンクのスーツを新調したそうです。

 

Facebookに上がった
写真を見て思った。
鮮やかでしおちゃんによく似合いそう黒ハート

 

このブログを書くために
PCで何度も脳内生成中(笑)。

 

ところがふと、気になりました。

IT参謀会話

あれ、今朝スマホで見たのと
色がちょっと違うかな?

 

 

輝度やディスプレイの
違いもあるでしょう。

 

でもこの
「同じものなのに違って見える」には
もっと深い理由がありました。

 

 


同じドレスが違う色に見えた

2015年に
1枚のドレスの写真が
世界中で大論争になりました。

 

「青と黒」に見える人と
「白と金」に見える人。

 

同じ写真です。
加工もされていない。
なのに見える色がまったく違った。

 

「ザ・ドレス」と呼ばれたこの現象は
テレビやYouTubeでも
繰り返し取り上げられました。

 

科学者たちの
研究対象にもなりました。

 

原因は
脳が光を補正する仕組み
個人差です。

 

人間の目は周囲の光の影響を
無意識に差し引いて
「本当の色」を推測しています。

 

その補正の仕方が
人によって違う。

 

だから同じものを見ても
見えている世界が違う。

 

これは錯覚ではなく
「色覚の多様性」と呼ばれる
科学的な現象です。

 

つまり
自分が見ている色が
正しいとは限らない。

 

この話は
色だけにとどまりません。

 

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喜ぶ社長と困る現場

製造業の会社には
お客様の工場見学があります。

 

経営者にとっては

会話
自社を知ってもらう大切な機会グッド (上向き矢印)

だから喜んで受け入れる。

 

でも現場で作業をしている人からすれば

仕事中にウロウロされたくないバッド (下向き矢印)

というのが本音かもしれません。

 

同じ玄関から
同じお客様が入ってくる。

 

でも経営者と現場では
見えている景色が違う。

 

経営者には「チャンス」が見える。
現場には「邪魔」が見える。

 

どちらも間違っていない。
ただ前提が違うだけです。

 

ドレスの色と
まったく同じ構造です。


 

来客対応といえば

うちの会社の受付は
正直、かなり優秀です。

 

接客経験のある社員が
担当してくれていて
笑顔もはきはきした返答も
自然で気持ちがいい。

 

私は外出が多いので
他社を訪問する機会も
あるのではっきりわかります。

 

他社を知れば知るほど
うちの受付の応対は
本当にいいなと感じます。

 

ただ受付対応の社員が
不在のとき違いが浮き彫りに。

 

営業事務の人がいないと
分かっているのに
玄関にお客様が来ても

現場のメンバーは
誰も動かないことがある。

 

自分の仕事じゃない
今作業中だから

あるいは本当に気づいていないのか。

 

いずれにしても傍から見たら
「腰の重い会社」だと
思われかねません。

 

自戒を込めて言えば
これは私にもある話です。

 

「自分の担当じゃない」と思った瞬間
視界から消えてしまう仕事がある。

 

見えていないのではなく
自分の前提が
「それは自分の仕事ではない」に

なっているから
見えなくなっている。

 

ここでもまた同じ構造が見えます。

 

前提が変われば
見える色が変わる。

 

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噛み合わない会議の正体

経営者が

会話

売上を上げたい

と言っている。

 

現場は

これ以上は無理あせあせ (飛び散る汗)

と言っている。

 

同じ会社で同じ数字を見ているのに
結論がまるで違う。

 

なぜか。

 

前提が違うからです。

 

経営者は全体の数字を見ています。
現場は目の前の工程を見ています。

 

どちらも正しい。

 

ただ見ている景色の
前提条件が違うから
同じ事実を見ても
違う結論に至る。

 

この状態でどれだけ会議を重ねても
噛み合うことはありません。

 

「青だ」「いや白だ」と
言い合っているのと同じだからです。

 

必要なのは
どちらかを説得することでも
妥協点を探ることでもない。

 

「自分たちは今
違う前提で見ている」
という事実を
共有することです。

 

私がこういう時に
いつもオススメしているのが
TOC(制約理論)。
 

その中に、対立する2つの主張の
裏にある前提条件を引き出して

可視化する手法があります。

 

お互いが何を前提に
その結論に至ったのか。

 

それを言葉にして
テーブルの上に並べる。

 

見えている色が違うなら
まずお互いの目の仕組みを
理解するところから始める。

 

経営と現場が
同じ景色を見るだけでは
足りません。

 

 

同じ言葉で
同じ前提を共有すること。

つまり共通言語を持つこと。

 

TOCはそのための
最も実践的なツールだと
私は考えています。

 

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あなたの会社の会議で
経営と現場の話が
噛み合わないことはありませんか。

 

それは誰かが間違っているのではなく
前提が共有されていない
だけかもしれません。

 

TOC(制約理論)を経営に活用したい方はこちらへ。

 

お問い合わせはこちら

 


追伸。

 

私は冒頭のイベントには
参加できませんが
しおちゃんがあのピンクのスーツを着て

能登を闊歩する姿を
脳内で生成しておきます揺れるハート

 

 

 

 

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お問い合わせ

現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
組織づくり・人材育成の仕組み化
活動拠点 奈良県
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。