ネットで探し物をしていたら
この言葉にあたりました。
確かにそうですね。
すべてを自分でやろうと思っても
できることとできないことがある。
コンサルタントって、
社内からでは見えない景色、
外部の人間だからこそ指摘できることを
伝えてあげるのが仕事です。
今日はとある会社にRPA
(ロボティックプロセスオートメーション)
の提案に同行してきました。
とかくシステム導入の話に終始しがちですが
こちらの会社は役員から
現場のスタッフまで全員参加され、
経営目線から実務を行う現場目線までを
その場である程度揃えようとされていました。
とても素晴らしいと思います。
システム導入が失敗する大きな要因は
作る人と使う人が違うこと。
さらに「作って」って依頼した人も
現場の人じゃない場合、
ますます齟齬が大きくなりますね。
かといってやみくもに
現場の意見だけを吸い上げると
部分最適になり
全体の効率は上がらなかったりします。
ポイントは、トップダウンの部分と
ボトムアップの部分を
明確に意識すること。
システム導入の目的は
トップダウンで落とし込み、
それを理解したうえで現場は目標設定をし
その達成のためにこういう機能が欲しいと
ボトムアップで意見を上げる。
それを管理職は目的と目標の
整合性を取りつつコントロールする。
全体最適を図るということ。
ただわかっていても、
なかなかできないんですよねぇ。
内部の人はお互いのことを知ってるし
嫌でも毎日顔を合わせるし・・・
外科医が自分のお腹を開いて手術できないように、
社内の人ではなかなか手の届かない部分って必ずあります。
そんな時、外部の人間は
導入しようとするシステム全体の絵を描きながら、
システム導入のプロとしての目線で
意見を交える。
それぞれの役割をしっかり
認識したチームは強いと思います。
私は中小製造業の社長さんにとっての
CIO(情報戦略担当役員)として
助言、アドバイスをしていきます。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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