
この週末も
広島に住む母のところへ行ってきました。
母も歳を重ね
以前のようにはなかなか体調が戻りません。
焦っても仕方がない。
「ゆっくり戻していこう」
そんな話をしながら
一緒に時間を過ごしてきました。
広島にいると
いつも不思議な感覚になります。
会社で仕事をしているときとは
時間の流れがまるで違うのです。
会社では
次から次へとやることが出てきます。
メールを確認し
問い合わせに対応し
予定をこなし
次の仕事を考える。
気づけば一日が終わっています。
ところが母のところでは違います。
何かを急いで進めるわけでもない。
目に見える成果を出すわけでもない。
ただ話をして一緒に過ごす。
同じ一時間のはずなのに
流れている時間の質が違います。
普段自分がどれだけ
「次のこと」を考えて生きているのか。
そんなことにも気づかされます。
そして今回も考えたことがあります。
それは支えてくれる人たちへの感謝です。

これまでも
「感謝が大切だ」と言ってきました。
「周りの人のおかげです」とも
言ってきました。
もちろん
嘘をついていたつもりはありません。
でも今振り返ると
どこか口だけでした。
感謝することが大切だと
頭では理解していた。
けれどそのありがたさを
本当の意味ではわかっていませんでした。
今は違います。
誰かが気にかけてくれること。
声をかけてくれること。
自分にできないことを
誰かが支えてくれていること。
そんな一つひとつが本当にありがたい。
何か特別なことを
してもらったからではありません。
自分一人ではどうにもならないことがある。
そのことを実感して
初めて見えてきたものがあります。
ブログセミナーでは
毎回のように言われることがあります。
「一次情報が一番刺さる」
つまり自分自身が体験したこと
自分の目で見て自分の心で感じたことを
書くということです。
今はAIを使えば
整った文章はいくらでも作れます。
感謝の大切さについても
もっともらしい文章を
あっという間に書いてくれます。
でもそこに自分自身の体験がなければ
どこか借り物の言葉になってしまう。

私自身、感謝の大切さは
ずっと前から知っていました。
けれど知っていることと
実感することは違います。
人は知識として
理解しただけでは変わりません。
自分自身で経験し
心から実感したときに
初めて言葉も行動も変わります。
そして実感したことだからこそ
自分の言葉で語れるのです。
AIがどれほど進化しても
自分の代わりに人生を
経験してくれるわけではありません。
AI時代にこそ価値が高まるのは
自分自身が何を経験し何を感じ
そこから何に気づいたのか
という一次情報です。
文章のうまさではありません。
自分の人生を通して得た言葉を
どれだけ伝えられるか。
そこに
人が書くブログの価値があります。
母の体調が
これからどのように戻っていくのかは
わかりません。
でも焦らず
ゆっくりでいい。
今できることを一つずつ。
そして
支えてくれる人たちへの感謝を
言葉だけで終わらせない。
会社に戻れば
またいつもの慌ただしい時間が
流れ始めます。
それでも
広島で過ごした時間の中で感じたことは
忘れずにいたい。
「ありがとう」という言葉は同じでも
その言葉に込める気持ちは
経験によって変わります。
今回の広島での時間は
そのことを私に教えてくれました。
私は自分で経験したことからしか話せない人間です。
同じように感じる方と、一度お話ししてみたいです。
| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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| 支援内容 |
DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
|---|---|
| 活動拠点 | 奈良県 |
| 営業時間 | 平日9時~18時 |
| 定休日 | 土日祝 |