なんか、うまくいってない」の正体|
会社の詰まりと可能性を見つけるブログ

AIを何に使えばいいかわからない会社に、本当に足りないもの

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「うちの会社でもそろそろ
AIを使わないといけないかな」

 

そんなことを考えている経営者は
少なくありません。

 

でもいざ導入しようとすると
何に使えばいいのかわからない。

 

社員に使わせようにも
具体的に何をさせればいいのか
思いつかない。

 

結局
「もう少し勉強してから」
となってしまう。

 

実はここに気になることがあります。

 

本当に足りないのは
AIの知識なのでしょうか。

 


AIの使い道がわからない理由

大同生命保険は全国の中小企業経営者を対象に
「大同生命サーベイ」という調査を
毎月行っています。

 

2026年1月の調査(2月公表)では
回答した5,082社のうち62%が
生成AIを活用していませんでした。

 

導入に悩んでいる企業では
詳しい人材やノウハウがないことに加えて
どの業務に活用できるかわからないことが
課題になっています。

 

その後2026年8月の調査(9月公表)では
AIを業務で利用している企業が
53%と半数を超えました。

 

それでも業務で使っていない企業に
理由を聞くと

 

「具体的な使い方が分からない」が
24%ありました。

 

出典:
大同生命サーベイ(2026年1月度調査)
大同生命サーベイ(2026年8月度調査)

 

もちろんAIの知識がなければ
何ができるのかわからないのは当然です。

 

ただ考えるべきことが
もう一つあります。

 

それは自分たちの仕事が
どのように進んでいるのかを
把握できているかということです。

 

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一つの仕事だけを速くしても会社は速くならない

例えばある製造業の会社を考えてみます。

 

営業担当者が見積書を作るのに
時間がかかっている。

 

そこでAIを使い
見積書の下書きを短時間で
作れるようにしました。

 

これは確かに改善です。

 

でもその見積書を完成させるには
工場からの原価回答が必要だったとしたら
どうでしょう。

 

営業が下書きを早く作れるようになっても
原価回答を待つ時間が変わらなければ

 

お客様に見積書を提出するまでの時間は
それほど短くならないかもしれません。

 

反対に原価回答の遅れが主な原因なら
そこを改善した方が見積提出までの時間を
大きく短縮できる可能性があります。

 

AIを使うことが悪いのではありません。

 

どこを速くすれば
仕事全体が速く進むのか。

 

それを考えずにAIを導入しても
期待した成果に
つながらないことがあるのです。

 

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「何にAIを使うか」から考えない

AIの使い道を探す前に
まず仕事の進み方を見てほしいのです。

 

例えば見積依頼を受けてから
お客様に回答するまで。

 

その間に誰が何をしているのか。
どこで仕事が止まっているのか。
何を待っている時間が長いのか。

 

まずはそれを確認します。

 

難しいシステムも
特別な分析ツールも必要ありません。

 

紙に仕事の順番を書き出すだけでも
見えてくることがあります。

 

そして仕事を止めているところがわかれば
初めて具体的な対策を考えられます。

 

その解決策がAIかもしれません。
既存のITツールかもしれません。

 

あるいは担当者同士の情報共有方法を
変えるだけで済むかもしれません。

 

大切なのは
最初から解決策を決めつけないことです。

 

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AIを導入しなくてもDXは始められる

DXという言葉を聞くと
新しいデジタル技術を導入することだと
考えがちです。

 

でも私はそうは考えていません。

 

DXの目的は
デジタル技術を使うことではなく
仕事のやり方を変えることで

 

そこで働く人たちの仕事と生活を
より良くすることです。

 

そのためには会社全体の仕事が
止まらずに進むことが欠かせません。

 

一人ひとりが忙しく働いているのに
会社全体の仕事はなかなか進まない。

 

そんな状態なら個々の作業を効率化する前に
仕事がどこで滞っているのかを
見る必要があります。

 

AIはその問題を解決するための
有力な手段の一つです。

 

でも手段は目的ではありません。

 

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まずは最近遅れた仕事を一つ

「AIを何に使えばいいかわからない」

 

そう感じている経営者の方に
試していただきたいことがあります。

 

最近お客様への回答や納品が
予定より遅れた仕事を一つ
思い出してみてください。

 

そしてその仕事について
こう問いかけてみるのです。

 

「実際に作業していた時間より
何かを待っていた時間の方が
長くなかっただろうか?」

 

もしそうなら何を待っていたのか
なぜ待つ必要があったのかを
調べてみてください。

 

そこに会社の仕事を速くする
ヒントがあるかもしれません。

 

AIの勉強を始めるのは
それからでも遅くありません。

 

ツールを選ぶ前に
まず仕事の進み方を見る。

 

それが中小企業のDXを進める
第一歩です。

 

どこで仕事が止まっているのか
一度一緒に見てみませんか。

  • 何が問題か、まだ言葉にできていない
  • 相談するほどのことか判断がつかない
  • とりあえず一度、話を聞いてほしい

お問い合わせはこちら

 

 

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お問い合わせ

現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
組織づくり・人材育成の仕組み化
活動拠点 奈良県
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。