なんか、うまくいってない」の正体|
会社の詰まりと可能性を見つけるブログ

「属人化はダメ」は二人目がいる会社の話。ではうちは?

セキュリティ

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お盆の連休が明けました。

 

朝の電車は静かでしたね~。
学生が夏休みだからでしょうか。
まだ世の中が完全には戻っていない朝。

 

その気だるい頭で
出社してすぐにやることが
一つ決まっていますexclamation

 

長期休暇の前に止めた設定を
元に戻す作業です。

 

中身はセキュリティに関わるので
ここには書けませんが
手順を知っているのは私だけです。

 

社内に他にいないんですよね・・・。

 

 


「属人化はダメ」は正しい

一人しか知らない仕事があるのは
会社にとってリスクです。

 

これはセミナーでも本でも
繰り返し言われていることです。

 

それはごもっとも。
私も普段は「属人化はダメ!」
な側で話します。

 

その人が辞めたら止まる。
その人が休んだら進まない。
その人が倒れたら誰も戻せない。

 

だから共有しましょう。
だからマニュアルを作りましょう。
だから二人体制にしましょう。

 

もちろん正しい話です。

 

でも今回のこの設定について
私は社内の誰とも共有できていません。

 

しかも当面する予定もありません。

 

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二人目がいない会社の話

私の頭の中では三つのことが
同時に走っています。

 

頭の中1.
今はまだ私一人が持っているのが
正しい状態。
セキュリティに関わることを
知っている人数は少ないほうがいい。

 

頭の中2.
でも私が突然いなくなったら
誰も元に戻せない。
会社としては明らかに危ない。

 

頭の中3.

そして渡せる人が
今の社内にはいません。

 

この三つ同時に考えています。

 

IT参謀会話
「属人化を解消しましょう」

というのは簡単ですが
特に中小企業では
そのための要員がいない会社が
多いですよね。

 

大企業なら二人目がいます。
情シスが何人かいて
ひとりが休んでも、別の人が動きます。

 

中小企業では二人目がいません。
採ろうとしてもなかなか採れません。
育てようにも土台から必要になります。

 

だから多くの中小企業では
正論の手前で止まります。

 

会話

「属人化はよくない」
とわかっている。
わかっているが動けない。

そして動けないまま
何年も経ってしまいます。

 

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人に渡さなくても、渡る形はつくれる

私が今考えているのは
後継者を育てることではありません。
後継者育成って今すぐできません。

 

今できることは、もし私が突然倒れても
『それ』を見れば操作できる状態にしておく。

 

誰か人に渡すのではなく
読めば動く形にして置いておく。

 

これなら相手がいなくても
今日から準備を始められます。

 

ここでもう一つ決めていることがあります。

 

誰にでも分かる形は目指しません。

 

想定しているのは
少しIT知識がある人です。

 

特にセキュリティに関することを
まったくの素人に理解できるところまで
落とし込むのは無理です。

 

 

IT参謀会話

無理なものを目指すと
一行も書けないまま終わるんですよね。

 

実際そうやって
手つかずのままになっている資料が
どの会社にもあるはずです。

 

読む人(の要件)を決める。
決めた瞬間に書き出せます。

 


属人化の話は
たいてい「人を増やす」「教える」で
語られます。

 

でも二人目を採れない会社では
その正論はなかなか実現できません。

 

私は今できることとして
資料を作っておくことにしました。

 

渡す相手はまだ決まっていません。
決まっているのは読める人の水準だけです。

 

引き継ぐことをあきらめてはいけない。
でも後任が決まるまで
放置していいものでもない。

 

だから誰に読ませるかを先に決めます。

 

「あの人がいないからできない」から
「こういう人が来ればできる」状態に
しておくということです。

 

ITリテラシーのある人がいない。
だからやらない、ではありません。

 

ITリテラシーのある人が来たら
すぐ動かせる。
そこまでを今のうちにつくっておく。

 

今日できるのはそこまでです。
そしてそこまでは今日できます。

 

一人で抱えているものが頭に浮かんだ方は、
一度お話ししましょう。

  • 考え方が近いと感じた
  • 自分の会社は違うと思った
  • どこが違うのか話してみたい

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現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
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活動拠点 奈良県
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。