なんか、うまくいってない」の正体|
会社の詰まりと可能性を見つけるブログ

たった一本の電話で気づいた、情報共有と経営の関係

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今日、広島に住む母から珍しく
ワン切りの電話着信がありました。

 

 

何かあったのかなと思い
こちらからかけ直してみると
どうにも聞き取りにくい声で

 

緊急入院したとのこと。

 

double exclamation

 

母は高齢でもあり
さすがにいろいろと心配です。

 

電話を切った後も
なんだか落ち着きません。

 

自分の意識がどこか
ふわふわしているような
妙な感覚です。

 

つい数分前まで普通に見えていた
周りの景色が
まるで違って見えるんです。

 

でも考えてみれば
不思議な話ですよね。

 

電話を受ける前と後で
私自身も、目の前にあるものも
何一つ変わっていません。

 

変わったのは
私が受け取った情報と
それによって生まれた感情です。

 

人間というのは
つくづく感情の生き物なんだなと
思いました。

 

 


たった一つの情報で世界の見え方が変わる

今回のように心配な知らせを受け取れば
それまで何とも思っていなかった景色が
急に色あせて見えることがあります。

 

でも逆もありますよね。

 

例えば高校や大学に合格したとき。
希望していた会社から
採用の連絡をもらったとき。

 

 

それまで不安でいっぱいだったのに
たった一つの知らせで
世界が急に薔薇色に見えたりします。

 

周りの環境は何も変わっていないのに
自分の気持ちが変わっただけで
見える世界まで変わってしまう。

 

同じ出来事であっても
受け取る人によって
喜びにも不安にもなる。

 

そんなことを考えていてふと

IT参謀会話
これって会社の中でも
毎日のように起きているんじゃないか

と思ったんです。

 

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社長にとっての朗報は社員にとっても朗報なのか

例えば社長が
大きな仕事を受注したとします。

 

これまで営業活動を頑張ってきて
ようやく獲得できた大型案件です。
社長としては当然うれしいですよね。

会話
「みんな、やったぞ!
大きな仕事が決まった!」

意気揚々と社員に報告します。

 

ところがその知らせを聞いた
現場の社員はどうでしょう。

「えっ、今でも忙しいのに
また仕事が増えるの?」

「納期は大丈夫なのかな」

「また残業が増えるんじゃないか」

そんな不安を感じているかもしれません。

 

もちろん
一緒に喜んでくれる社員もいるでしょう。

 

でもここで考えたいのは

 

社長も社員も同じ情報を受け取っているのに
見えている景色が
まったく違う可能性があるということです。

 

社長にとっては
会社の成長につながる朗報でも

 

現場にとっては仕事が増えるという
不安の種になっているかもしれない。

 

それなのに社長が
「せっかく大きな仕事が取れたのに
うちの社員は喜びもしない」と

 

不満を感じていたらどうでしょう。

 

社員のやる気の問題として
片づけてしまう前に
考えることがありそうです。

 

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情報は届いた瞬間に人の世界を変える

今日母からの電話を受けて
私はそのことを実感しました。

 

 

情報は
届いた瞬間に
人の世界を変える。

 

だとしたら社長が社員に
何を、いつ、どう伝えるかは

 

単なる連絡業務ではなく
経営そのものではないでしょうか。

 

先ほどの大型案件の話に戻ります。

 

社長が

会話
「大きな仕事が決まったぞ!」

と伝えるだけだったら

 

現場には仕事が増えるという事実しか
見えないかもしれません。

 

でもそこにもう少し情報があったら
どうでしょう。

 

なぜその仕事を受注したのか。
この仕事が会社の将来に
どうつながるのか。

 

現在の仕事との兼ね合いはどうするのか。
設備や人員の手当ては考えているのか。

 

こうした情報が共有されていれば
社員が受け取る意味も
変わってくるはずです。

 

もちろん詳しく説明したからといって
すべての不安が消えるわけではありません。

 

実際に仕事が増えるのであれば
その負担に対する
具体的な対策も必要です。

 

ただ何もわからないまま
不安を抱えている状態と

 

状況を理解したうえで
課題に向き合える状態とでは

 

その後の行動は
違ってくるのではないでしょうか。

 

そしてもう一つ重要なのが
情報を伝えるタイミングです。

 

来月から始まる仕事について
今のうちに知らされるのと

 

明日から始まると
突然知らされるのとでは
準備できることがまるで違います。

 

情報を持っている人にとっては
単なる連絡でも

 

受け取る人にとっては
その後の仕事や生活を左右する
知らせかもしれないんです。

 

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情報共有は伝えたら終わりではない

私はこれまでDXについて
単にシステムを導入したり
仕事を効率化したりすることではないと
考えてきました。

 

大切なのは
仕事や情報の流れを見直すこと。

 

必要な情報が、必要な人に、
必要なタイミングで
届くようにすることです。

 

ただ今日の出来事を通じて
その先にあるものを
改めて考えさせられました。

 

情報が届いたとしても
相手がどう受け取ったかまではわかりません。

 

社長は十分に説明したつもりでも
社員には肝心なことが
伝わっていないかもしれない。

 

反対に社員が何も質問しないからといって
納得しているとも限りません。

 

そもそも何を質問すればいいのか
わからない場合だってあります。

 

ここで必要なのは社長から社員への
一方通行の情報共有ではなく

 

現場からも情報が戻ってくる
流れではないでしょうか。

 

 

社長が何を考えているのかを社員が知る。
同時に社員が何に困り
何を心配しているのかを社長も知る。

 

その両方があって初めて
会社全体で同じ課題に
向き合えるようになるのだと思います。

 

そのためにITやAIが役立つのであれば
積極的に使えばいい。

 

でもどんなに便利なツールを導入しても
伝えるべき情報が伝わらず
現場の声も経営者に届かないのであれば

 

肝心なところは何も変わりません。

 

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社員には今どんな景色が見えているだろうか

経営者が見ている会社の未来と
社員が見ている明日の仕事。

 

同じ会社で働いていても
必ずしも同じ景色が
見えているとは限りません。

 

だからこそ情報の伝え方を考えることは
大切なんだと思います。

 

これは社員の感情を都合よく
コントロールしようという話ではありません。

 

良い知らせだけを伝えて
気分よく働いてもらおうという
話でもありません。

 

厳しい状況なら
その事実も含めて共有する。
そのうえで何ができるのかを一緒に考える。

 

社員が自分の置かれた状況を理解し
自分で判断して動けるようにする。

 

情報共有には
そんな役割もあるはずです。

 

今日私のところには
たった一本の電話で
大きな知らせが届きました。

 

その瞬間
周りの景色の見え方が変わりました。

 

会社でも社長の何気ない一言や
一本の連絡が社員の世界を
大きく変えているのかもしれません。

 

 

情報は、届いた瞬間に人の世界を変える。

 

さてあなたの会社では
社員に何を、いつ、どう伝えていますか。

 

そしてその情報を受け取った社員には
今、どんな景色が見えているでしょうか。

 

 

その情報、本当に社員に届いていますか?

「ちゃんと説明したのに、社員が動かない」
 

「良い知らせのはずなのに、現場の反応が悪い」
 

「情報共有の仕組みはあるのに、なぜか話が噛み合わない」
 

そんな経験はありませんか?
 

もしかすると、伝える情報が足りないのではなく、
情報の流れそのものに問題があるのかもしれません。
 

システムを導入する前に、まずは社長と社員、
それぞれにどんな景色が見えているのかを整理してみませんか。
 

まだ問題がはっきりしていなくても大丈夫です。
まずは、今感じていることを聞かせてください。
 

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    お問い合わせ

    現場と経営をつなぐDX部長
    村上 郁 (むらかみ かおる)
    支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
    組織づくり・人材育成の仕組み化
    活動拠点 奈良県
    営業時間 平日9時~18時
    定休日 土日祝

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    現場と経営をつなぐDX部長

                                   
    名前村上 郁
    住まい奈良県

    Profile

    「ITを入れたのに、現場が動かない」——
    その声を、製造業の中から
    聞き続けて10年以上。

    C言語エンジニアから
    起業・倒産・再就職を経て、
    今は中小製造業のDX部長として
    現場と経営の橋渡しを
    実務でやっている。