昨日の午後は
Wi-Fiの更新対応で終わりました。
単なるメンテではありません。
バラバラに飛んでいた
複数のSSIDを整理して
新たなセキュリティの仕組みを
導入しました。
なぜバラバラだったのか。
理由は単純。
必要になるたびに継ぎ足してきたからです。
これはWi-Fiに限った
話ではありません。
社内の仕組みというのは
だいたいこうやって
複雑になります。
問題が起きるたびに対処する。
新しいツールを追加する。
前のやり方を残したまま
新しいルールを被せる。
屋上屋を重ねるように
つぎはぎが増えていく。
一つひとつは
合理的な判断でした。
でも気づいたときには
全体を把握できる人間が
誰もいなくなっています。
先代から事業を引き継いだ方なら
思い当たることが
あるかもしれません。
先代が作った仕組みには
手を触れにくい。
なぜそうなっているのか
聞ける相手が
もういないかもしれない。
変えたら何が壊れるかわからない。
変えること自体に
罪悪感のようなものがある。

その判断は
正しいこともあります。
でもそのまま何年も経てば
つぎはぎの上に
さらにつぎはぎが重なります。
見直せないのは
能力の問題ではありません。
構造の問題です。
会社の仕組みは生き物と同じで
置いておくだけで劣化します。
作った時点では最適だったものが
人が変わり、取引先が変わり
技術が変わる中で
少しずつ現実とずれていく。
情報の流れが遅くなる。
判断に必要なデータが
届かなくなる。
現場が「なぜこんな手順なのか」と
疑問を持ちながら回している。
それでも止まらないから
誰も声を上げません。
今日の私のケースは
機器の更新タイミングでした。
古くなった機器を入れ替える。
その瞬間だけは
全体を俯瞰できる
チャンスになります。
大事なのは
単なるリプレースで
終わらせないことです。
同じものを新しくするのではなく
「そもそもこの構造でいいのか」
と問い直す。
機器更新だけではありません。
人が辞めたとき。
新しい取引先ができたとき。
クレームが続いたとき。
何かが変わるタイミングには
全体を見直す理由が
すでに揃っています。
ただし全体を俯瞰するには
部分だけを見ていては
できません。
ハードの話なのか
ソフトの話なのか
運用フローの話なのか
そもそも組織の構造の話なのか。
切り分けられる人間が
一人いるかどうかで
見直しの質はまるで変わります。
先代から受け継いだ仕組みは
あなたの会社の歴史そのものです。
それを否定するのではなく
今の時代に合わせて
流れを通し直す。
その最初の一歩は
「全体を見渡してみよう」と
決めることです。
「仕組みの見直し、どこから手をつけたらいいかわからない」そんな方へ。
| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
|
| 支援内容 |
DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
|---|---|
| 活動拠点 | 奈良県 |
| 営業時間 | 平日9時~18時 |
| 定休日 | 土日祝 |