2026年5月31日(日)。
嵐が東京ドームで
最後のライブを終えました。

※画像はイメージです。
1999年にデビューした嵐。
私が結婚したのも1999年。
同じ年に始まった二つの物語のうち
一つが昨日終わりました。
目次
1999年頃の私はPHS派でした。
通話品質がとにかくいい。
音声がクリアで聞き取りやすい。
そして本体も小さく持ち運びに便利。
「これがベストだ」と思っていました。
周りからは
「え、PHSなんか使ってんの(笑)」
と言われましたが。
当時すでにPHSは携帯電話の廉価版というか
女子高生が持つものみたいな空気がありました。
でもまったく恥ずかしくなかった。
だって圧倒的に通話がクリアなのだから。
でもそのうちにiモードが広がり
携帯電話が爆発的に普及して
PHSは選べる機種がどんどん減っていきました。
自分にとってのベストは間違いなくPHSだった。
でも仕方なく携帯電話に乗り換えました。
自分が「いい」と思ったものが
世の中に選ばれるとは限らない。
あの頃に学んだことです。
2002年の後半。
iPodを手に入れて
いろいろ音楽を入れ始めた頃の話です。
なぜか嵐の曲を入れていました。
私は別にファンだったわけでもなく
なぜ男性アイドルの曲を入れていたのかも
正直覚えていません。
ただ車の中でそれを聴いていた子どもが
いつの間にか嵐にハマっていきました。
私が「これだ」と選んだPHSは
世の中から消えた。
選んだ覚えすらない嵐が
子どもの人生に深く根を張った。
不思議なものです。
2020年12月31日。コロナ禍の中
嵐が活動休止前のラストライブを
オンラインで配信しました。
大ファンになった子どもが
「絶対最後まで見届ける」
と言ったので
私のPCを使わせて
有線LANでつなぎました。
途切れることなく
最後まで見届けられました。
無観客だから松潤のあおりは
ちょっと寂しかった。
でも後半に流れてきた
ファンからのメッセージと笑顔の動画。
ドームの屋根に浮かぶ温かい言葉たち。
横で見ていた私まで
いっぱしの嵐ファンのように
なっていました(笑)。
あのとき思ったんです。
私の小さいころに一世を風靡して解散した
SMAPもチェッカーズもBOØWYもあとから
「実は仲が悪かった」という話が出てきた。
あれは寂しかったなぁ。
最後まで仲がいいままで
笑顔で活動を終えたグループは
実はそんなにいないのでは。
嵐はそれをやった。
以下は当時書いたブログです。
そして昨日。2026年5月31日(金)。
嵐のラストライブが
東京ドームから配信されました。

今度は5万人の前で。
2020年に届けられなかった
「同じ空間の熱」を届けるために。
うちの子も当然「配信を見る」と言いました。
でもうちのWi-Fiはちょっと調子が悪くて
スマホで動画を見ているとよく切れました。
そこで昨日は私が普段使っている
USBハブを私のPCから外して子どものPCを
有線LANで接続。
HDMIケーブルでPCとテレビをつないで
大画面でテレビのスピーカーから聴けるように。
2020年はPCを貸した。
2026年はUSBハブを貸して回線を整えた。
やっていることは会社の仕事と同じですね(笑)。
あの夜を振り返ると
三つのものが揃っていたんです。
人——嵐の5人と
画面の前の子ども。
しくみ——配信インフラと
IT屋の父親が整えた回線。
関係性——27年かけて
嵐とファンが築いた絆。
そして子どもが「最後まで見届けたい」と思う気持ち。
この三つのどれかが欠けていたら
あの夜は「体験」になっていなかった。
配信の仕組みだけあっても
見たい人がいなければ届かない。
見たい人がいても
回線が切れたら届かない。
回線が万全でも
27年の関係性がなければ
あのライブはそもそも生まれなかった。
組織も同じです。
ツールだけ入れても
使う人がいなければ動かない。
人がいても
情報が流れる仕組みがなければ
伝わらない。
仕組みがあっても
関係性がなければ
誰も本音を書かない。
人・しくみ・関係性。
この三つが揃って初めて
組織は動きます。
あなたの組織で
いま欠けているのはどれですか?
同じ壁を感じている方、一度話しましょう。
大してファンでもなかった。
たまたまiPodに入れていた曲を
子どもが気に入って
いつの間にか大ファンになり
2020年12月31日の活動休止ライブも
2026年5月31日の活動終了ライブも
こうして一緒に見ることになりました。
2026年3月の札幌公演では
ライブツアーのチケットが当選
札幌中のホテルの空きが
どんどん減っていくのを見て
高いホテルを予約してあげたりもしました。
きっかけは私のiPodだったけれど
子どもがファンになったおかげで
昨日の晩は私もいちファンの眼差しで
見届けることができました。
年のせいか涙もろくなって
ラストのメンバー挨拶で
大野智と櫻井翔がウルッと来たら
私もウルッと来ました。
嵐のメンバーも
子どもも
私も。
ここから第二幕が
始まるような気がしています。

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