とある高校生向けの
お仕事紹介の仕事を終えた帰り
河童ラーメン本舗があったので
ふらっと入りました。
そのテーブルの上にあったのがこれ
にんにくクラッシャーです。

「ニンシボー」という
名前までついていました。
使い方の説明書はありません。
店員さんの説明もありません。
でも初めて見た人でも
たぶん使えます。
私はその日の午前中
高校生に製造業の仕事の説明を
してきました。
何の仕事をしているのか。
どんな一日を過ごすのか。
それを言葉にして。
午前中を振り返りながら
ラーメン食べてて
あることに気づきました。

会社の仕事には
『にんにくクラッシャー』が
少ないな、と。
見れば分かる仕事。
触れば分かる仕事。
使えば分かる仕事。
そういう設計に
なってないな、と。
だから新人教育が
大変になります。
だからベテランがいないと
回りません。
ベテランは仕事を知っていますが
でも説明できるとは限りません。
ここ最近よく
考えることがあります。
高校生に説明できない仕事は
AIにも説明できない。
AI導入がうまくいかない原因は
たいていAIの性能ではありません。
その手前にある仕事の説明能力です。

高校生に説明できるか。
新人に説明できるか。
他部署に説明できるか。
それができない仕事は
AIにも渡せません。

うちの仕事は特殊だから
システムには無理だ

マニュアルにするのは無理だ

AIには無理だ
言い方は変わっても
言われていることは
ずっと同じです。
でも特殊なのではなく
言語化していないだけ
という場合がほとんどです。
AIが難しいのではありません。
人に教えられない仕事が
難しいのです。
これはAIの問題ではなく
教育の問題であり
組織の問題です。
にんにくクラッシャーは
よくできた道具です。

形を見ればなんとなく
何をする物か分かります。
手に取って握れば
にんにくが潰れます。
説明しなくても伝わる。
それは設計が
そうなっているからです。
会社の仕事も
本当は同じはずです。
DXという言葉が
先に立ちがちですが
その前にやることが
あります。
その仕事
高校生に説明できますか。
説明できないなら
まずそこから始めましょう。
私はDXの相談を受けたとき
最初にそこから聞くことに
しています。
具体的な進め方が気になる方はこちらへ。
| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
|
| 支援内容 |
DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
|---|---|
| 活動拠点 | 奈良県 |
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| 定休日 | 土日祝 |