現場と経営の断絶を解く。
中小製造業のDX部長が書き続けるブログ

AIで5000万円分を一人でつくった経営者。差は才能ではなく「これ」だった

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GMOインターネットグループの
熊谷正寿さんが
すごいことをやっていました。

 

エンジニアtype記事より引用

 

熊谷さんは
プログラマーではありません。
62歳の経営者です。

 

その人が生成AIを使って
2カ月で10万行のコードを
書いたそうです。
Youtubeなども見ずに。

 

しかも社内には
数千人のエンジニアがいるのに
その人たちに一切頼らず
たった一人で作り上げた。

 

昔ながらのやり方なら
5000万円かかる規模だそうです。
それを移動中の時間などを使って
一人で形にしてしまった。

 

私はスマホでこの記事を見て
思わず手を止めました。

 

元の記事はこちらです。
GMO代表・熊谷正寿「2カ月で10万行コード書いた」(エンジニアtype)

 

 


 

「すごい」で終わっていませんか

 

この記事を読んだ経営者の多くは
こう思うはずです。

 

会話

すごいexclamation
AIってここまでできるのか。
こう使えばいいのか。

でも少し読み進めると
こう思いませんでしたか。

 

会話

やっぱり自分には無理だたらーっ (汗)

先に言っておきます。

IT参謀会話

その感覚は正しいです。

熊谷さんと同じことを
明日からやれと言われても
できる人はほとんどいません。
私もできません。

 

だからこの記事で私が言いたいのは
熊谷さんになれ
ではありません。

 

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AIに相談する人、AIに指示する人

 

今の中小企業の経営者の多くは
AIをこう見ています。

 

 

質問に答えてくれる道具。

文章を整えてくれる道具。
仕事を効率化する道具。


もちろんそれも
間違いではありません。

 

でも熊谷さんは
もう一段上からAIを見ています。

 

熊谷さんはAIに相談していません。
指示を出しています。

 

 

これを作れ。
こう直せ。

AIはその指示を形にする相手です。
この差はどこから来るのか。

 

熊谷さんがAIに指示を出せたのには
理由があります。

 

頭の中に
作るべきものの完成した形が
すでに見えていたからです。

 

 

何を作るのか。
どう動くべきか。
どこがゴールなのか。
それが細部まで見えていた。

 

だからAIに渡すことができた。

 

多くの人がAIに相談しかできないのは
AIの性能のせいではありません。

 

自分の中に

渡せるだけの形が
まだできていないからです。

 

こうしたいという願いはある。
でもその願いは
まだぼんやりしたままで
形にはなっていない。

 

願いは渡せません。
形になって初めて渡せます。

 

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私のキャリアは誰かの頭の中を形にすることだった

 

少し私自身の話をします。

 

私のキャリアは
C言語のプログラマーから
始まりました。

 

誰かが書いた要件定義書を受け取って
コードに落とし込む仕事です。
つまり誰かの頭の中を
形にする仕事でした。

 

そこからSEやPMになりました。
今度は誰かの頭の中を整理して
文書にする側です。

 

そして今は
その誰か
つまり経営者のすぐ横で
仕事をしています。

 

振り返ると私はずっと
誰かの頭の中を形にする仕事
してきました。

 

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使われないシステムは、なぜ生まれるのか

 

そして開発や製造の現場で
何度も見てきたことがあります。

せっかく入れたのに
使われないシステムです。

 

なぜ使われないのか。

 

システムを作れと指示する側と
それを実際に使う現場とで
見ているものが
合っていないからです。

 

 

指示する側は
経営者やシステム担当者です。
使う側は現場です。

 

この二つの目線がずれたまま
システムだけが出来上がる。
だから使われない。

 

問題はコードを書く段階ではなく
その前、
何を作るかを決める段階で
すでに起きています。

 

前職で見た
ある生産管理システムがそうでした。

 

原因は
システムを作る担当者が
自分の欲しいものを作ってしまったこと。

 

現場の人が
現場の問題を正確につかんでいて
それをベースに反映させていたら
もっと使われるシステムに
なっていたはずです。

 

これは
SE・PMだったころの私自身にも
言ってあげたいことです。

 

経営者や現場の頭の中にあるものを
ちゃんと引き出せていたか。

 

頭の中にあるだけでは
誰も動かせません。

引き出して形にして
初めて動き出します。

 

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手段を人に頼む時代は終わる

 

ここで熊谷さんの話に戻ります。

 

今までは
頭の中にある構想を形にするために
人の手が必要でした。

 

SEに頼む。
プログラマーに頼む。
外注に出す。

 

その間に時間がかかり
お金がかかり
ズレが生まれた。

 

でも今は
その手を借りなくても
自分で形にできる入り口に
立っています。
熊谷さんはそれを証明しました。

 

だからこそ私は思うんです。

IT参謀会話
経営者が今
本当に向き合うべきなのは
AIの使い方ではありません。
IT参謀会話
自分は何を為したいのか。
自社をどうしたいのか。
それをとことん突き詰めることです。

どのAIを使うのか、などの手段は
後から追いついてきます。

いま問われているのは
あなたの頭の中に作り上げたい形が
あるかどうかです。

 

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これは経営者だけの話ではない

 

最後に一つだけ。

 

私はこれを
経営者だけの話だとは
思っていません。

 

何を変えたいかが
はっきり見えている人。

その人が主役になる時代です。
役職は関係ありません。

 

現場の最前線にいる人でも
問題を一番正確につかんでいて
こうしたらいいのにと思っている人ほど
実は解決に一番近いのかもしれません。

 

あなたの会社にも
いるかもしれません。
まだ言葉にできていないだけで
一番よく見えている人が。

 

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頭の中にあるのに
まだ言葉にできていない。
その正体を一緒に探しませんか。

 

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お問い合わせ

現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
組織づくり・人材育成の仕組み化
活動拠点 奈良県
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。