最近マーベルの映画を
立て続けに見ています。
きっかけは「アイアンマン3」でした。
ところがどうも話の内容が
飛んでいるように見えたので
AIに順番を聞いたところ
先に見ておくべき作品を
何本も挙げてくれました。
その話は以前のブログに書いてます。
↓
そのまま遡って
マーベル作品を見ています。
そして今度は
別のことが気になり始めました。
マルチバースです。
マルチバースで思い出すのは
『スパイダーマン:スパイダーバース』
(2018年)
と
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
(2021年)
どちらもレンタルで見ました。
多元宇宙という設定です。
別の宇宙にもう一人の自分がいて
そこから助けが来る。

映画の仕組みとしては面白いですよね。
初めて見たときは驚きました。
でも何度も出てくるうちに
だんだん面白くなくなりました。
いなくなったキャラクターが復活する。
困ったら別の宇宙から連れてくる。
なんでもありです。
そうなると勝ち負けの重みが
なんだかきれいに消えちゃいました。

他の人の意見が気になって
ネットで調べてみました。
功罪がある。
という意見がありました。
自分の感覚は
間違ってなかったなと思いました。
私はこのなんでもあり感に
どうしてもなじめません
見ているうちに
仕事のほうを思い出しました。

うまくいっている会社から
同じものを持ってきたら
うちもうまくいくんじゃないか。
マルチバースみたいなことを
現実にもやってるんじゃないか。
そう思って見回すと
すでにけっこうやってました
他社の成功事例。
うまくいった会社のやり方。
ベンダーが持ってくるパッケージ。
どれも別の宇宙(他社)で
うまくいったものです。

「他社の事例に学べ」
これは間違ってない。
私も事例は読みます。

中小製造業の事例なら特に読みます。
ゼロから考えるより速いからです。
ただそこにあるのは
やった結果の話。
その結果に至るまでの紆余曲折は
記事にはほとんど書かれません。
社員が何人いたか。
社長と現場の距離。
前に何を失敗していたか。
誰が言い出したのか。
ここはたいてい省かれます。
ITツールの導入検討時も同じです。
たいてい見せてもらえるのは
うまくいった他社の事例です。
でも私が本当に聞きたいのは
失敗した事例のほうなんです。
どこでつまずいたのかがわかれば
自社ではそれを避けられるかを
検討できます。
成功事例からは
落とし穴が見えません。
昔、私の友人が口癖のように
言っていた言葉があります。

「例え話に真実はない」
私もそう考えています。
例え話は証拠になりません。
でも役には立てられます。
例え話から得られるのは
答えではなく
自分の現場を見る角度です。
事例も同じ。
私が事例を読むときは
3つのことを聞きます。
3つ目が自社の宿題です。
この3つはどんな事例にも
あります。
でも事例と同じやり方をそのまま
自社に摘要することはできません。
人も歴史も違うからです。
3つの問いから導かれた答えを元に
やり方は自分の会社で作り直します。
私は事例を
答えの見本としては読みません。
問いの見本として読みます。
別の宇宙から持ってこられるのは
答えではありません。
見る角度です。
そして自分の会社の詰まりは
自分の宇宙(自社の中)にしか
ありません。
他社から持ってきたものが
自社でそのままなんて使えない。
なんでもありにならないからこそ
他社事例の読み方に意味が出ます。
事例のとおりにやったのに動かなかった。
その理由を一緒に見てみたいです。
| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
|
| 支援内容 |
DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
|---|---|
| 活動拠点 | 奈良県 |
| 営業時間 | 平日9時~18時 |
| 定休日 | 土日祝 |