今日は3時間ほどで
出張の予定表アプリを作りました。

出張予定はこれまで
Excelで作成していましたが
いろいろ課題もあったので
今回kintoneアプリにしてみました。
行を足す。
セルを広げる。
吹き出しでひとこと添える。
都度ガントチャートを書いて
印刷して配る。
Excelは自由が利きますよね。
思いついた形にすぐできて
印刷もきれいに出ます。
正直めっちゃ便利。
だから長いこと使ってきました。
なんでもかんでもExcel
という会社もあるくらいです。
ただ困ったこともあります。
できあがったファイルは
作った人のPCに保存されます。
見たい人は本人に聞くしかない。
書き方も人によって違うので
見辛いこともあります。
共有フォルダに保存すればいいんですが
ついつい自分のPCのドキュメントフォルダに
保存したままにしてしまう・・・
会社の予定表のはずなのに
会社の情報になっていませんでした。
そこで全社導入しているkintoneで
アプリを作ることにしたんです。
使ったのはCodexです。
ChatGPTのAIエージェントで
指示を出すと自分で調べて
コードまで書いてくれます。

と伝えるとアプリの設計を考えて
JavaScriptまで用意してくれました。
kintone側にもAIが載っていて
Codexが出した設計を
ちくいち確認してくれます。

しまいには

というメッセージまで出ました(笑)。
JavaScriptの構文を調べる時間も
どんな項目にするか手探りする時間も
まるごとなくなりました。
一人でやっていた頃と比べると
作業時間は体感で2分の1から3分の1です。

実際にはCodexやkintone AIが
考えたり作業している時間が含まれるので
私自身が頭と目と指を使ったのは
もっと少ないですね。
ただ長い時間かけて進めていくと
妙なことが起きます。
Codex、自分で作ると言ったものを
作り忘れるんです。


「作ったっけ。
後で作るって言ったよね?」
私がそう聞くと、こう返ってきました。



正直イラっとしました。
でも一人でやるよりずっと速い。
だから文句を言いながらも
また指示を出します。
頭の中だけで完結
これ、どこかで聞いたなぁ・・・
ベテランの頭の中では
すでに組み上がっていて
順番も理由も分かっている。
けれど紙にも画面にも出ていない。
だから聞かないと出てこない。
聞かなければその部分は抜けたままです。

Excelの予定表も同じでした。
書いた人の中では完成しています。
ファイルもきちんと作ってある。
ただ置き場所が個人のフォルダで
他の人の目に入りません。
AIも、ベテランも、Excelも
別々のことをしているようで
実は同じことしてました。
情報が『そこ』で止まっている。
サボっているわけではありません。
悪気もありません。
本人としては済んでいるんです。
でも外からは見えません。
Excelはよくできたアプリです。
行を足せて、色を付けられて
印刷すればそのまま配れる。
現場で長らく使われてきたのには
ちゃんと理由があります。
私が意識して変えたのは
どのアプリを使うか、ではなく
【情報】の置き場所です。
人の頭の中にあるものは
外から取り出せません。
でも取り出したあとに
どこへ置くかは選べます。
Excelの時代は
そこを個人に任せていました。
誰かのフォルダにあった予定表を
みんなが見られる場所へ移す。
共有フォルダだと
面倒だったり保存し忘れがある。
だから入力も表示も印刷も
一か所で全員が見れるところに決めました。
御社の予定表は今どこにありますか。
誰かのパソコンの中でしょうか。
それとも頭の中でしょうか。
今週、誰かに
「あれ、どうなってる?」
と聞いた場面を
ひとつ思い出してください。
そして、その答えが
どこにあったかを確かめます。
本人の頭の中だったのか。
個人のフォルダだったのか。
みんなが見られる場所だったのか。
一件で構いません。
一件分かると
同じところで止まっている用事が
他にもいくつも出てきます。
道具を入れ替える話は
そのあとで十分間に合います。
どこで止まっているか一件でも
見つかった方は、一度お話しましょう。
| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
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