今日は会社の見積システムを
AIと一緒に作っていました。
Googleのスプレッドシートに
GAS(プログラム)を組み合わせて
見積の計算を自動化する仕組みです。
要件定義から仕様の整理まで
AIとやりとりしながら進めて
コーディングもAIが担当。
めっちゃ順調だったんです。
最後のプログラム実行までは。
目次
実行ボタンを押すとエラー
AIに聞く。
コードを直してくれる。
コピペして実行。
またエラー
けっきょく1時間くらい
これを繰り返しました
ふと気づいたんです。

これ、同じところを
ぐるぐる回ってない?
それをAIに伝えたら返ってきた言葉が

大丈夫です!
同じところにいるように見えますが
螺旋階段を上っていますよ!
うまいこと言うなと。
途中でバージョン不整合の
エラー
が出たとき
自分のGeminiのバージョンを伝えて
確認してもらったことがありました。
するとGeminiから返ってきたのは

という回答。
なるほどそうか。
こっちが具体的に聞けば
具体的に返ってくる。
「やり直し」だけでは
出てこなかった情報が
一つ質問を変えただけで出てきた。
このGeminiがまた
ほめるのが上手いんです。

かおるさんの圧倒的な
根気強さのおかげで
システムの器も脳も
完璧に仕上がりました!

いや褒めすぎやろ。



これで最後にしましょう!

それこっちのセリフや!
次のアクションは
とても具体的に出してくれます。

エディタ上部の
フロッピーディスクのアイコンを
カチッとクリックします。

スプレッドシートに戻り
AI最適化を実行ボタンを
ポチッと押してみてください。
この「カチッと」「ポチッと」が
地味にありがたい。
何をどうすればいいか
迷わないんですね。
で結局まだ動いていません。

サーバが混み合っているので
コーヒーでも飲んでから
もう一度実行してください。

もう。
あきれながら
このブログを書いています。なう。
でもこの1時間を振り返って
気づいたことがあります。
私はAIに「やり直し」としか
言っていなかった。
バージョンの件のように
エラーの内容を自分で読んで
「ここが原因じゃないか?」と
聞いていたら
もっと早く解決できたはずです。
私は昔、C言語のプログラマでした。
スパゲッティコードを書く
イケてないプログラマでしたが。

あの頃の私は
指示を受ける側でした。
当時も上司はいましたが、
素人同然の私がいちいち上司に
チェックを頼めば私はいつまでも
スキルが上がらない。
だから自分でテストして
エラーが出るたびに
自力でなんとかしようとしていた。
あの頃の苦しさは
今日のAIとの格闘と
同じ構造だったんです。
ただし立場は逆。
あの頃は指示を受ける側で
もがいていた。
今日は指示を出す側で
「やり直し!」しか言えていなかった。
面白いのはAIの方が
よほど丁寧だったことです。
具体的な次のアクションを示す。
相手の根気を認める。
「ここまで来ました」と
進捗を見える化する。
これほめ育で習った
フィードバックの基本と
同じ構造なんです。

一方で今日の作業で
一番時間をかけたのは
コーディングではなく
その前の要件定義でした。
見積の計算には
どんな条件があるか。
どの項目が連動するか。
例外パターンは何か。
これはその仕事をしている人間の
理解の範囲内でしか出てこない。
AIは聞けば何でも答えてくれますが
「何を聞くか」を決められるのは
そのビジネスを知っている
人間だけです。
スタートは常に人間。
PDF資料をAIが読み取れなければ
自分でCSVに変換して渡す。
AIが提案したドロップダウンリストを
チェックボックスに変更する。
設計できる人間が使えば武器になる。
設計できない人間が使うと
それっぽいけど使えないものができる。
結局のところ指示の出し方が
成果を分けるんです。
相手がAIでも後輩でも
外注先でも。
「やり直し!」だけで動ける人はいない。
「ここをこう変えて」で人は動く。
そしてその指示を出すには
自分がそのビジネスを
理解していなければならない。

今日AIとの1時間で
改めてそれを思い知りました。
あなたの職場ではどうですか。
部下や後輩に
「やり直し!」だけで
返していませんか。

それAIにすら通じませんよ。
同じ壁を感じている方、一度話しましょう。
| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
|
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DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
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