先日Geminiと
チャットをしていたときのことです。

回答を考えている最中に
画面の中を一瞬だけ
文字が流れました。
次の瞬間には消えて
別の思考が流れ始める。
Windowsの
プログレスバーみたいな
ものだとは理解してました。
でもどうにも気になって
Geminiに聞いたんです。

そこで返ってきた答えが面白かった。
目次
1. Geminiが見せた内部の葛藤
2. 教え方がうまい人はAIにも強い
3. あなたのまわりにいませんか
Geminiによると
AIは回答を出す前に
自問自答しているそうです。
ダメだと判断したら
その思考を捨てて
別のルートで考え直す。
あのチラ見えした文字は
Geminiが迷い
考え直している最中の
痕跡だったわけです。
補足しておくとAIの内部には
「学習」と「推論」という
2つの段階があります。
学習は
AIが大量のデータを
取り込む段階。
いわばインプットです。
推論は
学習を終えたAIが
目の前の質問に
答えようとする段階です。
画面にチラ見えした「疑念」は
この推論の中で
起きていたものです。
AIも迷いながらぶつかりながら
答えにたどり着こうとしている。
これって
人間と同じじゃないですか
新人に仕事を教えるとき
相手が間違えたら
「なぜ間違えたか」を
一緒に考える人がいます。
一方で
「なんで分からないの?」と
怒鳴るだけの人もいます。
前者は相手の思考の流れを見ています。
どこで詰まっているかを
探しています。
後者は出てきた答えだけを見て
「使えない」と切り捨てている。
AIへの指示の出し方にも
同じことが言えます。
AIに曖昧な指示を出せば
曖昧な答えが返ってくる。
期待した答えが出ないとき
「聞き方を変えてみよう」と
考える人と
「このAI、使えねー」と
投げ出す人がいます。
この差はそのまま
人への接し方と重なっています。
部下の話を最後まで聞く人は
AIの回答も丁寧に読みます。
相手によって態度を変える人は
AIにも雑な指示を出します。
以前ある知り合いと
食事に行ったとき
店員さんへの態度がひどかった。
注文が遅いと声を荒らげ
料理の出し方にケチをつける。

その場にいた別の人が
あとでこう言っていました。

あの人がAIの前に座ったら
どうなるだろう。
想像がつきますよね。
「なんでこんなことも
分からないんだ
」

AIに向かって
同じことを言う姿が
目に浮かびます。
そしてその人は
「AIは使えない」と
結論づけて終わる。
かくいう私にもAIの指示の出し方で
反省したことがあります。
生成AIパスポートという
資格の勉強をしていたとき
AIに練習問題を
出してもらっていました。
点数はどんどん上がり
試験直前には
ほぼ満点でした。

これはいける
そして本番で焦りました。
問題の出題傾向が全く違う
つまりAIが作った問題の出題傾向が
めちゃくちゃ偏っていたんです。

そりゃあ同じ聞き方で
同じAIに何度も出題させれば
パターンは当然偏る。
AIのせいではなく
聞き方を変えなかった
私自身の問題でした。
試験は無事に合格しました。
ただこの経験があってから
全体を見渡しながら
偏りのない指示を出すこと
明確に伝えることを
強く意識するようになりました。

AIは道具です。
でもその道具は
迷いながらぶつかりながら
答えを出しています。
人に教えるのがうまい人は
きっとAIもうまく使いこなせます。
逆に人への態度が雑な人は
AIからも雑な答えしか
引き出せません。
AIの前に座ったとき
あなたの「人への接し方」が
そのまま映し出されています。
心当たりのある方——
いや
心当たりのある人が
まわりにいる方。
一度話しましょう。
| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
|
| 支援内容 |
DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
|---|---|
| 活動拠点 | 奈良県 |
| 営業時間 | 平日9時~18時 |
| 定休日 | 土日祝 |