現場と経営の断絶を解く。
中小製造業のDX部長が書き続けるブログ

アイドルも、社員も、最初から輝いていたわけじゃない

ほめ育

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会社の同僚が、そして私の家族が、
嵐のライブに行ってきた。

 

その誰に聞いても、泣いたという。
そうか、やっぱり泣くんだな——と思った。
泣くとわかっていて、それでも行く。
そしてやっぱり泣く。

 

そんなふうに人を動かし続けるものが、
この世界にあるんだなと思った。


それがきっかけで、以前買ったまま積んでいた本を
もう一度手に取った。

 

『ジャニーズは努力が9割』(霜田明寛・著)。

 

この本には、嵐のメンバーも
2名取り上げられている。

 

読み返して、改めて思った。
「生まれながらのアイドルなんていない」と。


たとえば、櫻井翔。

彼が語るのは
「どこに行ってもアウェイだった」という感覚だ。
慶應の学生としても、アイドルとしても、
どちらのコミュニティにも完全には属せない。

 

その居心地の悪さの中で、
自分の立ち位置を自分で作っていった。

 

ライブ後に一人地元に戻り、学校に通い続け、
無遅刻無欠席を貫いたという話も印象的だった。


大野智の話も印象的だった。

 

彼は創作活動が好きで、
どれだけ忙しくても、むしろ忙しい時ほど、
アイドル活動とは無縁の
絵やフィギュア制作に向かっていたという。

 

誰かに言われたわけじゃない。
スケジュールに組み込まれていたわけでもない。
ただ、自分の核がそこにあったから、続けた。


二人に共通するのは、
「本業以外に力を入れるものがあった」という事実だ。

 

そしてそれは、強制されたものでは一切ない。

 

アイドルとしての自分と、
もう一人の自分との間にある違和感を、
消すのではなく、抱えたまま貫いた。

 

その「貫いた時間」の積み重ねが、
今の嵐の素晴らしさにつながっているんだと思う。


これを読んで、職場のことを考えた。

 

「うちの若手は指示待ちで、自分から動かない」
そう言う場面に、私はよく出くわす。

 

でも本当にそうだろうか。

 

指示ゼロ経営の提唱者・米澤晋也さんはこう言う。
「人は本来、自分で考えて答えを出せる」と。

 

動かないのではなく、
「動いていい」と思えていないだけかもしれない。
自分の核を、職場に持ち込んでいいと
思えていないだけかもしれない。


ほめ育には
「一隅を照らす」という言葉がある。

 

誰にでも、光っている場所がある。
ただ、まだ誰にも照らされていないだけだ。

 

強制されなくても動ける人を育てたいなら、
まずその人の「核」を見つけて、光を当てること。

 

「なんでそれに興味があるの?」
その一言から、組織は変わり始める。


あなたの職場にも、
照らせば光る原石はいませんか?

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お問い合わせ

現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
組織づくり・人材育成の仕組み化
活動拠点 奈良県
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。