「そんなん当たり前やん」って言う社長さんに欠けているもの

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vol.909

先日、私が幹部育成の
コンサルティングをしている

会社の社長さんと
面談をしました。

社長の話を聞いていて
ついつい私が連発した言葉

果たして、2時間ほどの間に
何回この言葉を
言っただろうか（笑）

大阪で表面処理、防食処理工場の
Web＆システムを担当している
村上郁（かおる）です。

中小製造業の楽しさを伝え、
働きがいのある工場を増やすために
このブログを毎日書いています。

その社長曰く、

とのこと。

月に一回研修をしている
私からすると

と思います。

でも社長からは
まだまだ出てきますよ～。

皆さんお気づきかと思いますが、

この社長の話には常に
話の冒頭にこの言葉が出てきます。

だから私が発する言葉は
ほんとにもうこればかり。

↓

できる人からすれば
当たり前と考えてしまいがち。

そこを通過した人、
過去に経験済みの人
からすれば当然のこと。

のど元過ぎればなんとやらで、
その当時のつらく厳しい
あれこれも美化されてしまう。

自分ができることって
大したことないって思いがち。

だから誰でもできるやん、
なんでやらへんの？
ってなってしまいます。

新しいシステムの導入も
同じようなことがあります。

Chatworkという
ビジネスチャットツールを
導入したのはそれが便利だから。

いちいちメールを立ち上げたり
電話をかけなくても
メッセージを送っておけばよい。

それを見た相手から
返事が返ってくる・・・

これが返ってくると思ってて
返ってこないと、これまた
なかなかのストレスになります。

便利だと思ってるのは自分だけ。

相手がChatworkを使い始めて
まだ日が浅かったり、

使い方に慣れていなかったり、
その便利さを体感していなければ、

そもそもメッセージが
着信していることに
気づかなかったり、
返信が遅くなったりします。

Chatworkをバリバリ
使っている側からすると、

即レスなんて当たり前やん

なんで？なんで？
ってなるんですが、

使っていない側からしたら
当たり前じゃない
んですよね。

このブログもそう。
毎日書いていると
大したことない、

ただ毎日書くだけなら
誰でもできるやん
って思いますが、

文章を書くことに
苦手意識のある人や、

実際に毎日書いていない
人にとっては、

毎日書く、それだけですごい！
となります。

毎日ブログを今すぐ書き始めても、
1日1投稿を続ける限り、

自分より1日でも先に
始めた人には一生追い付けない。

毎日続けることって
当たり前じゃない
んです。

私が勤める新免鉄工所は

105年の歴史がある。
これってすごいですよね。

それだけの長い間、
お客さんがいて
仕事を続けてきたわけですから。

どれだけ優秀な企業でも
歴史の長さには追いつけない。

この世の中に
あたりまえなことって
実は何ひとつ無いんじゃないか。

前出の社長の

っていう言葉を浴びながら

そんなことを考えていました。

当たり前じゃない＝有り難いこと。

そう、この社長に足りないのは
社員に対する感謝の気持ち、
感謝の言葉でした。

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