なぜ製造業はIT化が必要？

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vol.876

製造業に携わっている人から
よく聞く言葉があります。

何だと思いますか？

ものづくりが好き

現場が好き

ものづくりの現場も
いろいろあります。

エアコン完備の建屋の中だったり
炎天下の工場だったり。

でも製造業に携わる人たちって
みな一様にその仕事が
好きな人が多いなと思います。

そんな環境の中で私は
IT導入を進めています。

私は直接製造に関わらないので
とても違和感を感じることがあります。

それは、もっとここを
こうすればいいのに
っていうこと。

口頭で済まさずメモを渡せば、
もっと言えばチャットを使えば

いつでもどこでも確認できるし
間違いも減るのになぁ。

指示をきちんと入力すれば
伝達内容が隅々まで伝わって
抜け漏れも減るのになぁ。

こういった業務フローを見直すとき、
3Sや5Sといった継続的な
カイゼン活動もいいですが、

他にもいろんな解決策がありますね。

外注、アウトソーシング

IT化

クラウド化

主にIT化です。

その前にそもそも
そこにお金をかけない、
ビタ一文払わないという人もいます。

全部自前でやろうとする。

エクセルがちょっとできたら
年賀状の住所録が作れたら
顧客台帳くらいは作れる。

でもお客さん対応の履歴や
受発注までやるとなると、
紙のところも多くあります。

紙は一覧性に優れてますが
無くしたり、紙が溜まると

必要な情報を見つけるのに
苦労します。

ここにどうアプローチしていくかを
社内で押し進めています。

実際に製造の人間と話をしてみると
実はITも含めた解決策に
抵抗が思ったほどない。

実はIT導入を進める私の方が
ある種の偏見をもって

「どうせ嫌々なんやろなぁ」
ってどこかで思っていたのかも。

でも会社を良くしたい、
現場を良くしたいという想いは

多かれ少なかれ職種は違えど
同じところで働くみんなが
思っていること。

それを汲み、ITで解決する道を
さし示していくのが私の仕事。

ITを知っているからこそ
ITに偏見を持っていたのかも
しれません。

反省。

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