今朝、マクドナルドに寄ったら
小さな子どもたちが4人、
店員さんに連れられて
店内を歩いているところに遭遇。
そのままキッチンの方へ
入っていきます。
親御さんが周囲で
スマホを持って構えていました。
家に帰って調べてみたら、
「マックアドベンチャー」という
お仕事体験だったようです。

公式サイトによると
対象は3歳から12歳。
所要時間は1時間。
1回に4人まで。
ユニフォームに着替える。
手を洗う。
キッチンに入る。
ハンバーガーを作る。
できたてをお客さん(親御さん)に渡す。
3歳と思しき子も
ハンバーガーを作って
人に渡していました。
小さいころからの職業体験、
いわゆるインターンシップ
というやつでしょうか。
私も高校生対象の
インターンシップの受け入れを
計画したことがあります。
社内のメンバーに
高校生の受け入れについて相談すると
返ってくる言葉はだいたい同じでした。
「危ないからなぁ」
この反応はもっともです。
高温の設備があります。
粉じんの出る作業もあります。
大きな重い物も動いています。
慣れていない人が工場内を歩くと
本当に危ない。
だからけっきょくその工場では
インターンシップ受け入れは
実現しませんでした。
今朝のマクドナルドの
お仕事体験を知って
当時の自分の間違いに
気づきました。
マクドのあれは
仕事を任せているのでは
ないんですね。
仕事を分解して
子どもができるところを
渡しているんです。
手を洗う。
バンズを置く。
具材をのせる。
トレーに載せて渡す。
3歳でもできるサイズに
工程が分けてあります。
だから危なくない。
私が高校生相手に
やろうとしていたのは
リアルな工場をできるだけ
そのまま体験させることでした。
工場を知る方なら当然ですが
そのまま見せようとすれば
そりゃ危ないに決まっていますよね。
そしてこれは高校生の
インターンシップの話だけでは
ないなと気付きました。
仕事の工程を分解できない会社は
新人にも仕事を任せられません。
つまり「見て覚えて」になります。
ベテランが休むと
その工程が止まります。
いつまでも任せられない現場では
人を採用してもすぐ辞めます。
採用の悩みも
育成の悩みも
属人化の悩みも
実は同じところに課題があるんです。
インターンを受け入れられないのは
危険な仕事だからではありません。
自分たちの仕事を
他の人に渡せるサイズに
分けられていないからです。
仕事を分けるために必要なのは
設備でも予算でもありません。
教える側が目線を
少し変えることです。
「全部わかってもらおう」から
「ここを持ってもらおう」へ。
御社の工場はすべてが
本当に危ないのでしょうか。
それともまだ
分けていないだけでしょうか。
御社の工場でも
明日からできることがあります。
自社の作業を1つ選んで
はじめから終わりまでを
できるだけ細かく分解して
紙に書き出してみてください。
次にその中で危なくない部分に
丸をつけてください。
丸が3つついたら
それはもう
人に渡せる仕事です。
高校生に渡せる仕事なら
入って3日目の社員にも渡せますから。
「危ないから無理だ」で止まったまま
の工程が思い当たった方は、
一度お話ししましょう。
| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
|
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DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
|---|---|
| 活動拠点 | 奈良県 |
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