なんか、うまくいってない」の正体|
会社の詰まりと可能性を見つけるブログ

DX人材を探す前に、社長がDX人材になる

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今日、

「製造業DX CAMP 2026 秋」

というオンラインイベントを
見ていました。

 

リアル会場は名古屋。

トヨタのお膝元です。

 

実際、トヨタ自動車の講演も
プログラムに入っていました。

 

リアル会場には

トヨタや
その周辺の製造業に関わる人も

多かったのではないかなと
想像します。

 

イベント全体のテーマは

「個別最適から全体最適へ」

でした。

 

これもなかなか
興味深いテーマです。

 

いくつかの講演を見たのですが

私が一番おもしろかったのは

旭鉄工の木村哲也社長と
ものづくり太郎氏の対談でした。

 

実際にやった人の話はやっぱり違う

木村社長は
トヨタ自動車出身です。

 

そして旭鉄工でIoTやDX、
さらにはAI活用まで

実際に進めてきた人です。

 

だからでしょうね。

話がきれいごとでは
ありません。

 

DXとはこうあるべき。

人材育成とはこうあるべき。

という話ではなく

 

実際に会社でやったら
こうなった。

という話なんです。

 

そこにものづくり太郎氏が入ります。

 

さすがにいろいろな製造業を
見ておられるので

質問するところがおもしろい。

 

普通の企業セミナーなら

 

会話

そこまでは
聞かないんじゃない?

というところにも入っていきます。

 

それに木村社長が
かなり率直に答える。

 

この組み合わせが
とてもよかったんです。

 

DX人材がいない、ではなく

中でも印象に残ったのが

DX人材についての話でした。

 

DXをやりたいけれど

「うちにはDX人材がいない」

という話はよくあります。

 

だったら

ITに詳しい人を採用する。

若い社員に担当させる。

DX推進担当をつくる。

 

そんな話になりがちです。

 

でも木村社長の話は
そうではありませんでした。

 

社長自身が
DX人材にならないといけない。

 

なるほどなと思いました。

中小企業ならなおさらだと思います。

 

別に社長がプログラムを書けるように
なる必要はありません。

AIの専門家になる必要もありません。

 

でも会社の仕事が
どう流れているのか。

どこで仕事が止まっているのか。

 

何を変えれば
会社全体がよくなるのか。

 

これは経営者自身が
わかっていないといけません。

 

なぜならDXとは
ITを入れることではなく

仕事のやり方を
変えることだからです。

 

担当者だけでは
変えられないことがあります。

 

部門をまたぐこともある。

今までのルールを
やめることもある。

 

それを決められるのは
誰でしょう。

 

やっぱり経営者なんですよね。

 

全員を同じように動かさなくていい

もう一つ
印象に残った話があります。

 

モチベーションの高い人と
低い人では扱いを変える。

 

これもかなり現実的な話です。

 

会社で新しいことを始めると

すぐ動く人もいれば

「今まで通りでいい」

という人もいます。

 

全員が同じ温度になるまで
待っていたら

いつまでたっても始まりません。

 

だったら

やりたい人。

動ける人。

まずそこから
始めればいい。

 

成果が見えてくれば

あとから動く人も
出てきます。

 

全員を一斉に
変えなくてもいいんです。

 

これはDXに限った話では
ないでしょうね。

 

現場から不満が出るのは当然

そしてもう一つ。

これも印象的でした。

 

新しいことをやれば

現場から不満は出る。

 

当然なんです。

 

仕事のやり方が変われば

「前の方がよかった」

「面倒になった」

「なんでこんなことを
しないといけないんだ」

そんな声も出ます。

 

もちろん現場の声を
無視していいわけではありません。

 

でも

不満が出たから
元に戻す。

 

これを繰り返していたら

何も変わりません。

 

ここで見るべきなのは

その人の仕事が
楽になったかどうかだけではなく

 

会社全体の仕事の流れが
よくなったかどうか。

だと思います。

 

ある工程では
少し手間が増える。

 

でもそのおかげで

後工程の仕事が
大きく減るかもしれない。

 

会社全体では
納期が短くなるかもしれない。

 

だったら全体で見ないと
判断できません。

 

「個別最適から全体最適へ」

ここで今回のイベントのテーマに
戻ります。

 

個別最適から全体最適へ。

 

まさにこれだなと
思いました。

 

AIを入れる。

RPAを入れる。

生産管理システムを入れる。

在庫管理をデジタル化する。

 

一つひとつを見ると

どれも改善に見えます。

 

でもそれで会社全体の仕事は
流れるようになったでしょうか。

 

システムは増えた。

入力するものも増えた。

 

なのに仕事はあまり
楽になっていない。

 

そんな会社もあります。

なぜでしょう。

 

ツールから
考えているからです。

 

まず見るべきなのは

AIでもシステムでもありません。

 

仕事の流れです。

 

どこから仕事が入って

どこを通って

どこで止まっているのか。

 

まずそこを見る。

 

そして一番流れを止めているところを
変える。

 

そのためにAIが必要なら
AIを使えばいい。

 

IoTが必要なら
IoTを使えばいい。

 

Excelを少し直せば済むなら

それでいいんです。

 

場合によっては

ITを使わなくても
いいかもしれません。

 

DX人材を探す前に

DXをやりたい。

 

でも

DX人材がいない。

 

そう考えている経営者は
多いですね。

 

でもその前に

考えることがあるのかもしれません。

 

自分の会社の仕事は

どう流れているのか。

 

どこで止まっているのか。

 

何を変えれば会社全体が
もっと流れるようになるのか。

 

それを経営者自身が考える。

 

木村社長が言っていた

「社長自身がDX人材になる」

というのは

そういうことだと
私は受け取りました。

 

今回の対談。

 

DXやAIの話ではあるのですが

私にはむしろ、経営者が
どう会社を変えていくのか。

という話に聞こえました。

 

ここまで実際に
やってきた社長だからこそ

言える話なのでしょう。

 

中小製造業の社長には

ぜひ聞いてほしい内容でした。

 

何から手をつければいいかわからないなら

DXを進めたい。

AIも気になる。

在庫の問題もある。

社員教育も気になる。

 

でも結局どこから
手をつければいいのかわからない。

 

そんなことは珍しくありません。

 

むしろ問題がいくつも見えていると

何から始めればいいのか
わからなくなるものです。

 

そんなときは

ツールを探す前に一度

仕事の流れを見てみませんか。

 

どこで止まっているのか。

どこから手をつけると
一番効果が出るのか。

 

そこが見えれば

必要なものも見えてきます。

 

相談する内容が
まだ整理できていなくても大丈夫です。

 

今、

「なんか、ここが気になる」

と思っていることを

そのまま聞かせてください。

 

相談内容を整理してから書く必要はありません。
今、気になっていることをそのまま教えてください。

 

    あなたの会社の「ちょっと困った」、
    聞かせてください。


    在庫管理、AI活用、業務効率化、社員教育。

    何から手をつければいいかわからなくても大丈夫です。

    今、気になっていることを教えてください。





    相談内容がまとまっていなくても大丈夫です。

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    お問い合わせ

    現場と経営をつなぐDX部長
    村上 郁 (むらかみ かおる)
    支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
    組織づくり・人材育成の仕組み化
    活動拠点 奈良県
    営業時間 平日9時~18時
    定休日 土日祝

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    現場と経営をつなぐDX部長

                                   
    名前村上 郁
    住まい奈良県

    Profile

    「ITを入れたのに、現場が動かない」——
    その声を、製造業の中から
    聞き続けて10年以上。

    C言語エンジニアから
    起業・倒産・再就職を経て、
    今は中小製造業のDX部長として
    現場と経営の橋渡しを
    実務でやっている。