現場と経営の断絶を解く。
中小製造業のDX部長が書き続けるブログ

敬意は備えで返す—祝日に出社した一日

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琵琶湖行きの朝、LINE電話が鳴った

朝10時ごろ。

 

午後から琵琶湖畔へ
会社の用事で出る予定でした。

 

そろそろ準備しよう
と思っていた矢先です。

 

会社の同僚から
LINE電話が鳴りました。

 

はいはい〜
と出てみると・・・

 

 

会話

PCが動かないんですたらーっ (汗)

 

ある社員が諸事情で出社したが
PCが立ち上がらない。

 

カメラ越しに画面を見せてもらう

そこでLINE電話のカメラを
ONにしてもらいました。

 

PCや周辺機器を映してもらい
ケーブルの差し込みも
向きを変えて確認してもらう。

 

ああでもない
こうでもないと
指示を出しつつ試してもらう。

 

しかしうまくいきません。

 

午後の予定を少しリスケして
会社に向かいました。車 (RV)

 

PCは直った、複合機が止まった

そして11時ごろ会社に着きました。

 

実機を確認してみると
PCの件は案外すぐに片づきました。

IT参謀会話
よし、琵琶湖畔(客先)へ行ける

そう思った直後です。

会話
プリンタが動きませんあせあせ (飛び散る汗)

 

IT参謀会話

えー?なんで?

プリント・FAX・コピー機能が
ぜんぶ止まっていました。

 

昨日まで普通に
動いていたのに。

 

「平日にお電話ください」の自動音声

あれこれ試しましたが
私の手には負えません。

 

結局メーカーサポートに
電話を入れました。

 

が、流れてきたのは
自動音声応答。

 

 

平日にお電話ください

というつれない回答。

 

そこでWebサポートに
切り替えました。

 

問い合わせフォームに入力し

送信ボタンを押す。

 

明日は平日なので
何らかの対応が
返ってくるでしょう。

 

ここまでが
今日の出社の顛末です。

 

これはマーフィーの法則かもしれない

ふと思い出しました。

 

昔流行した
「マーフィーの法則」です。

 

 

休みの日に
わざわざ出社したときに限って
機械が壊れる。

これも、たぶん
あの本のどこかに
似たやつが載っていそうです。

 

二十年前は、毎週末こうだった

こういう突発対応は
かなり久しぶりでした。

 

以前システム開発の
会社にいた頃。

 

ある店舗の
基幹システム構築に
関わっていました。

 

リリース当初は
やはり不具合が出ます。

 

当時はリモート環境で
できることが
今より少なかったので

 

毎週のように
休日や深夜に駆けつけた
記憶があります。

IT参謀会話

あの頃に比べたら
今は深刻なトラブル対応も
かなり減ったな

と感じました。

 

今日も、誰かが現場を回している

ふと見上げると
もう15時を回っている。

 

今日のような祝日でも
動いている方々がいます。

 

 

工場の保全担当。
病院の当直。
鉄道や物流の現場。

電気・ガス・水道のインフラ。

 

多くの人が休んでいるときに
仕事をしている方々には
敬意を表します。

 

AIにはまだできない、現場の判断

そして今日改めて
思いました。

 

突発のIT・設備トラブルは
AIではまだ対応できない
ことが多いですね。

 

ケーブルの差し込みを
向きを変えて確認する。

 

ランプの色を見る。

 

音の違和感に気づく。

 

現場にいる人に
電話越しで指示を出す。

 

人の手と判断が動かないと
止まったものは動きません。

 

これはDXが進んでも
当面残り続ける領域です。

 

敬意は、備えで返す

中小企業はとくに
こういうトラブルが
発生したときに困ります。

 

社内に詳しい人が一人いれば
助かるけれど
その一人が休みの日もある。

 

メーカーサポートが
閉まっている時間もある。

 

そんなときのためにできることは
平時の備えです。

 

例えば、

リモート保守契約を
結んでおく。

 

社内の機器や設備の状態を
外から安全に見られるように
仕組みを整えておく。

 

たったそれだけでも
復旧までの時間が
半分以下になることがあります。

 

休日に動いてくださっている
方々への本当の感謝は
「サポートに頼り切らない自社」を
平時に作っておくこと。

 

敬意は備えで返す。

 

今日のような一日で
改めて実感しました。

 

GW明け、その「あれ?」を誰が拾うか

GW明けに出社したとき
PCはすんなり起動しますか。

 

複合機は昨日と
同じ顔をしていますか。

 

休み明けの「あれ?」を
誰が拾うのか。

 

サポート窓口が
閉まっている時間に
何かが起きたら
誰に連絡するのか。

 

その仕組みが
できていれば
休みは安心して休めます。

 

その仕組みが
できていなければ
誰かが今日の私のように
祝日の予定を変えて
会社へ向かうことになります。

 


 

今日の予定ぜんぶキャンセル

結局、今日の午後からの
予定はキャンセルしました。

 

申し訳ないですが
琵琶湖畔へ同行予定だった
同僚に対応をお任せ。

 

そのあとにも予定ビール
あったのに、残念。

 

でも今日のトラブルは
事前に手の打ちようが
ありませんでした。

 

今日は諦めます。

 

 

 

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お問い合わせ

現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
組織づくり・人材育成の仕組み化
活動拠点 奈良県
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。