現場と経営の断絶を解く。
中小製造業のDX部長が書き続けるブログ

AIに任せるほど、自分の言葉が必要になる

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今日はまる一日
画面に向かってうんうんうなっていました。

 

難問を解いていたわけじゃありません。
申請書を書いていただけです。

 

「申請書?AIに書かせればええやん」

今どきはこう言う人、いますよね。
ええ、私もそう思って使ってみました。

 

ところがどっこい、
思ったより時間がかかるあせあせ (飛び散る汗)
いや、正確には——余計にかけたくなるどんっ (衝撃)


「AIで書けばいい」は正しい。でも半分だけ

私が日常的に使っているのは
ChatGPT Plus、Claude Pro、Gemini 3 Flash(有料版)。
いずれも有料版で今はClaudが中心。

 

申請書ともなれば
内容は厳しくチェックされます。
AIにはそれぞれ特徴があり、
向き不向きがあります。

 

「どのAIを使えばいいか」
そこから始めることにしました。

 

最近は調査でよく使うGenspark aiに

IT参謀会話

それぞれのAIの特徴を調べたうえで
最適解を提案してほしい

とリクエストすると
こんな答えが返ってきました。

 

 

最強構成は
Gemini 2.5 Pro+GPT-5+Claude Opus 4.6

※これは少し前に調べた結果なので
現時点の最強バージョンとは異なるかもしれません。

 

なるほど、それぞれ得意分野が違うというわけです。

 

Claudeは大量の資料を一気に読ませ
一貫したストーリーを組み立てるのに強い。

ChatGPTは構造化して短く整えるのに強い。

Geminiは複数の資料を
比較・統合して整理するのに強い。

 

Gensparkはそれだけでなく
各AIの役割に応じたプロンプトセットまで

これをそのままコピペしてください

と出してくれました。

 

すごい時代になったものです。

 

——と、ここで楽になったと思ったら
大間違いでしたうれしい顔


時間は2/3になった。でも内訳が全然違う

作業時間は確かに短くなっています。
体感で2/3くらい。

 

ただ「半分以下にはなっていない」
というのも正直なところです。

 

それより注目したいのは
時間の中身です。

 

以前の進め方はこうでした。

 

 要項を読み込む

正解かどうかわからないまま
頭を使いながら手を動かして書く

プロに赤入れしてもらって提出

 

今回はこうです。

 

 関係資料をAIに読ませる

AIが叩き台を生成する

AIと対話しながら
確認・修正していく

 

書き出す作業をAIが代替してくれた分
私は「考える時間」が増えました。

 

 

時短というより
手を動かす時間と頭を使う時間の
比率が逆転した——
そう表現するほうが正確ですね。


AIを「使いこなす」とはどういうことか

AIが出してくる文章はまだ
私のビジョンや申請のポイントを
完全には押さえていません。

 

IT参謀会話
なぜこの表現になるの?
IT参謀会話
この項目は本当に合ってる?

 

対話しながら確認し
想定と違う箇所を修正していく。

 

この作業はやっぱり
まだなくなりません。

 

AIを使いこなすとは
ツールを使えることではない。

 

自分が何を言いたいかを
言語化できているかどうか——
そこにかかっています。

 

言語化できていない人がAIを使っても
それなりの文章は出てきます。

でも「それなりの文章」で良い申請書なんて
存在しないんですよね。


あなたの職場のAI活用、「丸写し」で終わっていませんか

AIを「楽をするための道具」と考えていませんか。

 

楽になる部分は確かにあります。
でもその分
「自分が何を考えているか」
を明確にしなければならない局面が増えます。

 

AIは書く作業を代替してくれますが
考えること自体は
私たちの仕事のままです。


「AIは使っているけれど
なんとなく丸写しで終わっている気がする」

 

「もう一段上の使い方ができるはずなのに
うまく活かせていない」

 

そう感じているなら、一度お話しましょう。
お問い合わせはこちら

 

 

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お問い合わせ

現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
組織づくり・人材育成の仕組み化
活動拠点 奈良県
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。