昨日はTOCダイスゲームの
1Day研修に行ってきました。

この研修に参加するのは
これが初めてではありません。
なぜ同じ研修に何度も行くのか?
それだけ私が支援する企業にとって
有益だと確信しているからです。
少しだけ研修の内容を説明すると
6人が1卓を囲んで座り
それぞれの工程を担当します。
第一工程の担当は「投入」。
原材料の仕入れや案件の受注です。
第六工程の担当は「販売」。
市場に商品を供給する営業です。
2〜5工程はその間の製造工程。
切削・研磨・検査といった
自社の工程を当てはめて考えます。
製造業以外でもこの工程を
仕事の流れに置き換えて考えます。
ひとり企業でも自分自身の仕事の流れを
工程に置き換えてみてくださいね。
各自にサイコロとコイン状のチップ、
作業ボードが配られます。
市場のニーズ(販売数量)は
あらかじめ決まっています。
そのニーズに応えるために
6人がサイコロの出目に従って
チップを次工程に進めていきます。
つまりサイコロの出目が
その日その工程のパフォーマンスです。
実際の会社でも
急な欠勤や機械のトラブルといった
不確定要素がありますよね。
サイコロがそれらを表しています。
チップは出目の数だけ
次の工程へ渡り、販売されていく。
これを20日分繰り返して決算です。
手を抜いている人はいません。
全員が真剣にサイコロを振ります。
でも第一ゲームでは
20日間が終わって決算をすると
損益分岐点比率が危険水域に入ります
TOCの提唱者ゴールドラット博士は
こう言っています。

「バランスのとれた工場ほど
倒産に近づく」
“the closer you come to a balanced plant,
the closer you are to bankruptcy”
全工程の生産能力を均等に整えれば
理想の工場に近づくと思いがちです。
でも実はそうではない。
ゲームはその疑似体験をさせてくれます。
ここでポイントは「ゲームだから」と思うか
実際に起こることとして捉えられるか。
これが現実ならば
あなたならどうしますか?
生産能力を上げれば解決しますか?

ゲームでは次のラウンドで
サイコロの数を増やして
売上増を狙います。
つまり資金を投じて設備導入をする
という意思決定の疑似体験をします。
でも結果は想定通りにはなりません。
工程全体の能力を底上げしても
流れを詰まらせている工程がある限り
お金を生み出すスピードは
変わらないからです。
そこでTOC(制約理論)の手順に沿って
ボトルネックになっている工程に
集中して手を打っていきます。
たった1箇所だけです。
それだけで
損益分岐点比率が
優良企業に近づく数字になります。

ここが重要です。
サイコロを使うゲーム
出目はランダム
それでも結果は毎回同じ方向に出る。
なぜならそこには
TOC(制約理論)という
ロジックがあるからです。
ボトルネックを特定して
そこに集中的に手を打てば
全体の流れは必ず改善する。
これはイチかバチかの運ではなく
構造の話です。
だから再現性がある。
1ゲーム20日間が終わった後の決算で
DC(直接原価計算)と
FC(全部原価計算)の両方を出します。
同じ結果なのに
決算の方法が違うだけで
業績の見え方が大きく変わる。
FC(全部原価計算)は
税務署に出す決算書の方法です。
DC(直接原価計算)は
経営者が意思決定するための方法です。

どちらで自社を見ているかで
打つ手が変わります。
みんな頑張っているのに
なぜか数字が上がらない。
あれだけ投資をしたのに
これだけ改善活動をしているのに
なぜか経営が改善しない。
そう感じたことがあるならぜひ一度
TOCダイスゲームを体験してみてほしいです。
きっと会社の構造的な問題が
体感で腑に落ちますよ。
TOCダイスゲームに興味のある方は
ぜひ一度、一緒に体験しましょう!
私が参加しているのは
大阪府八尾市のものづくりコンソーシアム
「みせるばやお」で開催されている
TOC研修です。
3時間から参加できます。
直近の開催日は以下のとおりです。
・2026年5月19日〜20日
・2026年6月17日
・2026年7月21日〜22日
・2026年8月25日〜26日
・2026年9月15日〜16日
詳細・申し込みはこちらからどうぞ。
やおやおMG・TOC(こくちーずプロ)
| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
|
| 支援内容 |
DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
|---|---|
| 活動拠点 | 奈良県 |
| 営業時間 | 平日9時~18時 |
| 定休日 | 土日祝 |