現場と経営の断絶を解く。
中小製造業のDX部長が書き続けるブログ

「わかった」と「できた」は違う。NotebookLMを一緒に触って気づいたこと

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相手の反応をよく見て気付く

先日、オフィスで
製造業の幹部の方と
IT活用の話をしていました。

 

話の流れの中で
「音声ファイルを放り込んで……」
とさらっとお伝え。

 

私にすればサラッと
でてきた言葉でした。

 

でも先方の顔を見ると
「ん?ほんとに理解されてる?」
と思いました。
そこであえて聞いてみました。

 

 

IT参謀会話

「具体的にどうやるか
わかりますか?」

会話

「……わからないです。」

 

そこで実物を使って
できるだけ具体的な説明を
心がけました。

 

 

まずいつも使うデバイスの確認です。
スマホはiPhoneかAndroidか
PCはWindowsかMacか。

 

OSとデバイスが違えば
ファイルの保存先も
移動方法もまったく変わります。

 

スマホで録音したファイルを
NotebookLMに入れるだけで
議事録も要約も
AIが自動でつくってくれます。

 

でもそこに至るまでの
具体的な操作手順は
人によってまったく違いますよね。

 

アプリをどこからとるか。
ファイルがどこにあるか。
保存先はどこか。

 

一つひとつ確認しながら
その場で一緒に進めていきました。

会話

「あとで調べます」

その場ではわかったつもりでも
あとで少しわからないと
もう「やっぱりいいか」になります。

 

実際に手を動かして確認しないと
人はなかなか動けないんです。

 

これが伴走支援の核心だと
私は思っています。


「調べればわかる」で何度折れてきたか

支援する側にこの視点がないと
こうなりがちです。

 

 

IT参謀会話

「方法はいろいろあるので
調べてみてください。」

で終わる。

あとからやってみるとうまくいかない。

どうすればいいかわからない。

 

私自身が
何度もこのタイミングで
止めちゃいましたね。

 

検索しても出てこない。
出てきても自分の環境と違う。
どれが正解かもわからない。

 

結局、やめる。

 

「調べればわかる」は
わかる人にしか
通じない言葉なんです。


以前、駅近くのカフェで
友人にAIの使い方を
教えたことがあります。

 

授業を録音した音声を
NotebookLMに入れると
復習がとてもはかどる。

 

音声ファイルが
実用的なデータになる。

 

そういった使い方を
スマホを一緒に触りながら
実際に動くところまで見せました。

 

私からすれば
大したことではありません。
でも友人は後日
嬉しそうに話してくれました。

 

「すごいって言われた」と。

 

一緒に学んでいる知人から
褒められたというのです。

 

私も自分が褒められたみたいで
嬉しかったです。

 

そのとき気づきました。

 

伴走するという言葉の意味、
相手に対するインパクト。

 

「調べればわかる」のあとに
できなくてやめてしまった
私の体験と、

 

伴走することで
自分のものにできた
友人の反応が
一本につながった瞬間でした。


私が考える伴走支援

私はお客様の問題を
一緒に見て一緒に考えます。

でも私の答えを
押しつけることはしません。

 

現場を一番知っているのは
当事者であって
私ではありません。

 

だから本人が自分で考えて
出した答えや仮説が正解なんです。

 

冒頭の幹部の方も
具体的な操作を繰り返しながら
どんどん走り出していきました。

会話

「自分の会社に
落とし込むには……」

言葉にはしていません。
でもその目を見ればわかります。

 

相手の頭の中で
「自分ごと」が始まった瞬間。

 

そこに手ごたえを感じたとき
この支援は成功だと思っています。

 

私にできるのはそこに至るまでの
「折れない道」をつくることです。


「わかる」と「できる」の壁を一緒に越える

「わかる」と「できる」の間には
実は大きな壁があります。

 

ツールの説明を聞いて
わかった気になっても
実際に自分の手で動かせるまでには
もう一段、壁があります。

 

その壁を前にして
「やっぱりいいか」と
諦めてしまう人を
これ以上増やしたくない。

 

そう思って
私はこの支援を続けています。

 

「うちの現場でも
使えるかどうか試してみたい」

「何から手をつければいいか
整理したい」

 

そう感じた方は
まず話しましょう。
一緒に最初の一歩を考えます。

 
お問い合わせはこちら

 

 

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お問い合わせ

現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
組織づくり・人材育成の仕組み化
活動拠点 奈良県
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。