現場と経営の断絶を解く。
中小製造業のDX部長が書き続けるブログ

名古屋の展示会最終日、雨なのに人が多い理由をデータで調べてみた

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雨の金曜日に、いちばん人が来た

今日はものづくりワールド名古屋
最終日の出展でした。

 

朝から雨。

 

正直、
「今日は来場者が少ないかもな」
と思いながら会場に入りました。

 

ところが。

 

昨日より明らかに人が多い。

 

雨なのに、なぜ。


実は、毎年そうだった

気になったので
過去のデータを調べてみました。

 

ここ名古屋と
これまで経験した東京・大阪の
日別来場者数を調べてみました。

 

確認できた10回分のデータを見ると
全部の開催で
最終日(金曜)がいちばん多い。

 

平均の構成比を出すと
1日目が27.9%
2日目が32.5%
3日目が39.6%

 

天気に関係なく
毎年同じパターンです。

 

金曜だから多かった。

 

では、なぜ金曜なのか。


金曜午後に行って、そのまま直帰

理由はシンプルだと思っています。

 

金曜の午後に展示会に行けば
そのまま直帰できる。

 

明日は土曜日だから
会社に戻る必要がない。

 

それだけで
「じゃあ金曜に行こう」と
なりやすいのではないでしょうか。

 

もうひとつ
今日のブースで気づいたことがあります。

 

グループでの来場が
明らかに多かったのです。

 

複数人で連れ立って来て
一緒にブースを回っている。

 

「直帰ついでに
同僚も誘って来た」
ということかもしれません。

 

展示会に来る人は
何かしら課題を持っています。

 

忙しい中でわざわざ時間を作って
会場まで足を運ぶわけですから。

 

その人たちが
金曜の午後に
複数人で集まってくる。

 

「本気度の高い人が多い時間帯」
というのは
数字だけでなく
現場の空気でも感じました。


情報は「届けた」だけでは
届いていない

展示会でよく感じるのは
説明した相手が
「検討します」と言って
帰っていくことです。

 

あれは社内に持ち帰って
誰かに話す人と
そのまま終わる人に分かれます。

 

違いは何か。

 

持ち帰った情報を
社内で共有できる環境があるかどうか
だとわたしは思っています。

 

「あの展示会で見たやつ、
どうだった?」
と聞ける関係性があるか。

 

「これ、使えそうですよ」
と上に言える空気があるか。

 

情報は届けただけでは
届いていません。

 

社内を動ける状態になって
はじめて届いたことになる。


金曜日の人混みが
教えてくれたこと

直帰できるから金曜に来る。

 

それ自体は小さな話です。

 

でもその「小さな動きやすさ」が
来場者数の数字に
毎年きちんと出てくる。

 

人は動ける条件が整ったとき
はじめて動きます。

 

展示会でも
組織の中でも
同じことだと思います。

 

あなたの会社では
現場が持ち帰った情報が
ちゃんと上まで届いていますか?

 

情報が届く組織にしたい方、
まずは話しましょう。

お問い合わせはこちら

 

 

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お問い合わせ

現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
組織づくり・人材育成の仕組み化
活動拠点 奈良県
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。