マネーボールという映画があります。
2011年公開、実話に基づく作品です。
舞台は2002年の
オークランド・アスレチックス。
メジャーリーグの貧乏球団が
データ分析だけを武器に
プレーオフまで勝ち進んだ物語です。
主人公はGM(球団編成責任者)の
ビリー・ビーン。
彼の右腕として登場するのが
エール大卒の若い分析担当
ピーター・ブランドです。
ビリーが決断し
ピーターがデータで支える。
この二人の関係が
この映画の核心です。
このブログで取り上げるのは
これで3回目になります。
1回目はこちら→https://webmanagement.biz/7897
2回目はこちら→https://webmanagement.biz/7911
ビリーがピーターに
こんなことを言う場面があります。
「頭に一発で即死と
じわじわ殺されるの
どっちがいい?」
これはクビを宣告する場面での
セリフです。
ビリーはピーターに
その宣告をさせました。
自分ではなく
ピーターに。
なぜか。
データが弾き出した答えに従い
戦力外と判定された選手を
入れ替える。
その決断をしたのはビリーです。
でも宣告の場にビリーはいません。
ピーターがやりました。
自分の分析結果が
人の仕事を奪う。
その重さを
ピーターに体で覚えさせるためです。
データを出すだけの人間から
決断に責任を持つ人間へ。
ビリーはピーターを
そうやって育てました。
「頭に一発で即死か
じわじわ殺されるか」
これは残酷なセリフに聞こえます。
でも私はこう読みました。
どうせ伝えなければならない現実なら
引き延ばして苦しめるより
一瞬で終わらせる方が
相手への誠意だ、と。
情けではなく
合理性からくる優しさです。

現場で働いていると
この場面は珍しくありません。
言いにくいことを
言わなければならない瞬間。
引き延ばすほど
相手も自分も消耗します。
ビリーはGMです。
決断する立場です。
でも現場と経営のあいだにいる人間は
どちらの言葉も受け取りながら
どちらにも伝えなければなりません。
上からの決定を現場に伝える。
現場の声を経営に届ける。
そのどちらも
一発で済ませる覚悟が要ります。
じわじわ引き延ばすのは
自分が楽になりたいからです。
相手のためではありません。
あなたの職場で
じわじわ引き延ばしていることは
ありませんか?
同じ壁を感じている方
一度話しましょう。
| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
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| 活動拠点 | 奈良県 |
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| 定休日 | 土日祝 |