今朝放送された
テレビ朝日系列の番組
『サンデーモーニング』。
その中の「風をよむ」のコーナーで
こんな話がありました。

軍事力よりも人道支援が
本当の安全保障になる
力で従わせるか。
人を守って安全を作るか。
テレビを見ながら思いました。
これは職場でも同じだなって。
目次
1. 腐ったみかんの方程式
2. 覚悟は言葉では伝わらない
3. その人が変わったんじゃない
あなたの職場にはいませんか?
こんなひと。
すぐ怒鳴る上司。
自分の言うことを
聞かせようとする上司。
その場の感情で
指示がころころ変わる人。
こういう人がひとりいるだけで
組織全体が萎縮します。
いまの世界情勢
軍事力で従わせることと
社員を怒鳴って動かすことは
同じ構造です。
一時的には動く。
でも現場は疲弊し人は育たない。
そしてもうひとつ
同じ構造があります。
「問題のある国は排除する」
「できないやつは外す」
この考えが根深く残っている企業も
これまでたくさん見てきました。
でも企業には国際社会にはない
選択肢があります。
人を信じ抜いて環境を変える
という選択です。

1980年放送の学園ドラマ
「3年B組金八先生」に
有名なエピソードがあります。
「腐ったみかんの方程式」
箱の中にひとつ
腐ったみかんがあると
周りのみかんも腐る。
だから早く取り出せ。
ドラマでは不良生徒の加藤優が
「腐ったみかん」として
前の中学から転校させられて
桜中学に来ました。
金八先生は猛反発した。

みかんじゃない。
人間を育てているんだ
人間の精神が腐り切ることはない

加藤を腐らせたのは
暴力を振るう教師と
排除する学校の体制でした。
これを職場に
置き換えてみてください。
怒鳴られ続けた社員が
「できないやつ」として
腐ったみかん扱いされる。
でも腐らせているのは
怒鳴る上司であり
感情的な環境そのものです。
その社員を排除しても
環境が変わらなければ
次の「腐ったみかん」がまた生まれる。
腐ったみかんを作り続け
排除し続ける組織になっていきます。
『ごくせん』のシーズン1が
Amazonプライムで
配信されていたので
見始めました。
主人公の女性教師、ヤンクミは
あこがれの教師になったばかり。
最初は生徒たちに
「だめだこりゃ」という
まなざしもありました。
でも任侠の世界で
生きてきた祖父の言葉。
周りの人たちの行動。
それらに触れる中で
「信じる覚悟」に
目覚めていきます。
覚悟とは
自分が行動で示すこと。
口で言うだけじゃ
誰も動かない。
生徒にかかった疑いを晴らすためなら
ひとりで一晩中、川底をさらう。

実際には生徒自身が
「嘘をついていた」と告白。
それでもヤンクミは
信じることをやめなかった。
生徒たちを信じて動き続けるうちに
不良生徒たちもひとり、
またひとりと動き出す。
覚悟は一言では伝わらない。
伝え続けることでしか
届かないものがあります。
これは教師だけの話じゃない。
経営者やリーダーに
求められる資質そのものです。
伝え続けることで変わったといえば、
前職にいた金髪の社員のことを
思い出します。
最初に会った時は正直
「大丈夫かな」と思いました。
でも、ある先輩社員と仲良くなり
くっついて現場をうろつくうちに
その社員とも接点ができた。
日々の会話で
PC操作やブログ発信の意味などを
伝え続けました。
すると最初はおぼつかなかった
PC操作もいつの間にか
無難にこなすように。

もし最初に「こいつはダメだ」と
排除していたらこうはなっていません。
これはつまり、
その人が変わったんじゃないんですよね。
ただ、そういう環境に
置かれていなかっただけです。
TOC(制約理論)の創始者
ゴールドラット博士はこう説いています。
「人はそもそも善良である」
怒鳴って動かす組織は
一時的には機能します。
でも長続きしない。
人を信じる覚悟を持った
リーダーがいる環境でこそ
人は自律的に動き出します。
時間はかかる。
でも確実に変わる。
追伸。
『金八先生』に『ごくせん』。
熱い教師と生徒の学園ドラマが続きました。
最近はこういうドラマ自体が
時代に合わないと言われています。
でも私は今だからこそ
見直す価値があると思っています。
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※こんな学校は実際には嫌だけど(笑)
| 現場と経営をつなぐDX部長 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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| 支援内容 |
DX推進・IT活用の相談・伴走支援 組織づくり・人材育成の仕組み化 |
|---|---|
| 活動拠点 | 奈良県 |
| 営業時間 | 平日9時~18時 |
| 定休日 | 土日祝 |