先日、自分のInstagramに
偽アカウントが作られているのを見つけました。
最初は「なんじゃこれ」くらいの感覚。
正直、自分には実害がないから。
でも調べてみると
誤解してフォローしてしまった人
繋がってしまった人には
迷惑なことが起き得ると知りました。
それで本アカから告知することにし、
「偽アカウントが存在します
フォローや反応はしないでください」
と発信しました。
しかも私だけじゃなく
周りの人たちの偽垢も
大量に出回り始めていて
これは組織的にやっているなと
感じるくらいの規模でした。
偽アカウントを作る側の目的は
だいたいこのあたりです。
・正体を隠して信頼や人気を偽装する
・世論や評判を操作する
・詐欺・商業不正・嫌がらせに利用する
される側には迷惑でしかない。
繋がってしまった人にも何の利益もない。
でもする側はそんなことを
これっぽっちも考えていない。
自分が得をするかどうか
それだけで動いています。
「そんな人間、おかしいやろ」
そう思うのは当然です。
でも少し立ち止まってみると
これって、SNSだけの話じゃないな
と気づきます。
以前、こんなことがありました。
「メール転送の設定」について
ある知人と話をしていたときのこと。
私はメールサーバ側での転送設定を
頭に描きながら話していました。
でも何かかみ合わない。
よくよく聞いてみると
知人はパソコンのメールソフト上での
転送を想定していました。
やろうとしていることは同じ「メール転送」。
使っている言葉も同じ。
でも頭の中に描いている絵が
まったく違っていた。
どちらも悪意はゼロです。
ただ出発点の尺度が違っただけ。
別の知人からはこんな話を聞きました。
精密機器の製造から
表面処理の工場に転職した人です。
転職当初に一番困ったのが
出張工事にまつわること
だったと言います。
見積に並ぶ項目も
出張に必要な機材も
まったくイメージが湧かない。
発電機が要るとか
そんなこと考えたこともなかったから。
でも周りは彼に知っているか確認しない。
転職組であることも
出張工事の経験がないことも
暗黙のうちに
「これくらい知ってるやろ」
という前提で話が進んでいく。
本人たちに悪意はない。
ただ自分の尺度が
相手にも通じると思い込んでいる。
そしてもう一人。
上司とまったくかみ合わない
という知人の話をご紹介。
知人はお客様のところへ出向いて
現場で直接話を聞くことを大切にしている。
そのプロセスが信頼につながり
結果を生むと信じているから。
でも上司は真逆で
「お客さんに来てもらえばいい
プロセスは省力化するべきだ」という考え。
お互いに相手の言っていることが理解できない。
お互いに「なんでそうなる?」と思っている。
私にはこう見えました。
同じ船に乗っているつもりが
実は別々の船だった。

偽アカウントを作る人も
職場でかみ合わない人も
根っこにあるのは同じ構造だと思っています。
「自分の尺度だけで動いている」
相手がどう感じるか
相手にどんな影響があるか
その想像が回路に入っていない。
悪意があるかどうかは関係ありません。
偽垢は明確な悪意がある。
でも職場のすれ違いは
悪意がないことの方がほとんどです。
それでも構造は同じ。
自分の常識が
相手には非常識になっている。
あなたの職場に
「なんでそうなるんやろ」と感じる場面はありますか?
そしてもう一つ。
「普通に考えたらわかるやろ」
と思っているとき
自分も誰かにとって
別の船に乗っているかもしれない。
その視点を持つだけで
職場の景色は少し変わります。
同じ壁を感じている方、一度話しましょう。
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