前日の長野県諏訪市から
滋賀県野洲市へ移動
『秋の田んぼで公開傾聴セッション
& バーベキュー』
に参加してきました。
セッション内容には一切触れませんが
いろんな思いが交錯しましたねー。
他人の話をただひたすら聞く難しさ。
どうしても意見を言いたくなるんですよねー。
ふと気が付くと
って「答え」を一生懸命
頭の中で考えてる自分がいました。
中小企業の社長さんや管理職の皆さんは
人の話を聴けますか?
言うは易し、行なうは難し。
決め付け、指示、アドバイス、意見、
いろいろ表現はあるけれど
それを言っちゃあ傾聴じゃないよなぁ。
傾聴にもいろんな定義がありますが
「相手のいうことを偏見を含まずに聞き、
自分の価値判断で評価せず、
否定的にならないことが求められる」
(『日本の人事部』より引用)
とされています。
自分の価値判断で評価しない。
簡単にはできないからこそ
この意識を明確に持って話を聴く。
今回、琵琶湖畔で話を聴いている自分を
改めて考えてみると、
どんどんいろんな価値判断を
している自分がちょっとこっけいでした。
経営者やリーダーはどんどん
判断をして決めていかないといけない。
話を聴きながら即断即決
することも多いと思います。
だから人の話を聴かない社長が多いんかなー。
仕事柄、500人以上の社長に
お会いしてきましたが
(先日名刺を整理した)
じっくり話を聴いてくれる社長
ってあんまりいないんです。
見た目は静かにしていても
「この人、いま何か考えてるな」
と思わせる人がほとんどです。
常に頭が回転してるんですね。
来週は当社の富山工場へ
工程改善の打ち合わせに行ってきます。
今回学んだ「傾聴」のスタンス
をもって臨みます。
社員さんの話に耳を傾けようとすると
案外多いのが「いや、特に問題はない」
っていう返事。
でもしっかりと話を聴いていくと
どこかに不満ややりにくさを
感じている部分があります。
やっぱり傾聴は必要だなぁ
と感じています。
傾聴というのはただ聴くだけじゃなく、
話し手が自ら何かに気付くプロセスでもあります。
聞き手は信頼関係を保ちながら
話しやすい雰囲気を作り、
話し手も気付いていないことを
ちょっと聞き直してみる。
そして待つ。
そうすると自分の中にある言葉が
あふれ出てくるんだなぁ。
今回の傾聴リレーセッションを通じて
私もたくさんの気づきを得ました。
富山で働く社員さんも自分たちで
気付きを得てほしいなと思っています。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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支援内容 |
ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
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活動拠点 | 奈良県生駒市 |
営業時間 | 平日9時~18時 |
定休日 | 土日祝 |