長野県諏訪市で開催された
『利益の組立図』セミナー
に参加してきました!
いつもはオンラインでの参加ですが
今回は望年会にも参加するため、
あえて長野県諏訪市まで行ってきました
この『利益の組立図』は今年で5回目
年々ブラッシュアップされ、
繰り返し受講されている方も
何人もいらっしゃいました。
利益、MGでいうところの
MQ(売上総利益)はどこから来るのか。
総売上(PQ)と総仕入原価(VQ)の差?
それとも固定費(F)と利益(G)の合計?
MQの成り立ちって事業によってみんな違う。
一概に業種業態や規模で語れるものでもない。
お客さんに提供する価値は何なのか?
その商品・サービスを提供したら
お客さんはどうなるのか?
といったような、商売のその先も組み立て
愉しい循環を作る。
そんなことを学んでいます。
今回は特別ゲストに
新潟の五泉市でエスマートという
スーパーマーケットを経営されている
プリンさんこと鈴木紀夫さんが登場。
某大手のプリンを大量に仕入れてしまい、
プリンさんは「どうせ売れないだろう」
と思っていたらお店の人は2日で売り切った。
後日おばあちゃんが来店し
「あのプリン、孫が喜ぶ」と買い求めた。
プリンさんが大手スーパーで学んできた
効率化や品物、お客さんに対する考え方は
ローカルスーパーでは通用しなかったのに・・・
この『プリン事件』でそれまでの常識を
覆されたプリンさん
商品をいくらで仕入れていくらで売るか
という数字だけの基準ではなくなった
暑い夏の日にカートを押して
来店したおばあちゃんを見て、
店の前に椅子を置いたりした。
効率最優先なら商品を陳列するはず。
値段の安いお店は他にもたくさんあるのに
エスマートに買いに来る人
POPが特別うまい、わけでもない。
仕入れが特別目利き力がある、わけでもない。
利益の組立図ってこういうことなんやなぁ。
薄利多売、効率化を極めることだけが
生き残るカギと思っていたら
今は無かったかも。
利益をどこに求めるかで
組立図はまったく変わってくる。
講師の中塚緑さんのお話も。
以前勤めていた会社が一般的には
あり得ないような客層をつかんで
離さなくなった事例をお聞きしました。
まさに利益の組立図を
目の前で見せていただきました。
そして望年会では前職とのウルッとする
裏話も聴けて、
やっぱり懇親の席には出ないと
本質をつかみ損ねるなぁと思いました。
プリンさんとみどりさんのお話に
共通するのは利益の源泉は
「テクニック」だけではないということ。
スーツ着たおじさんたちが
目に見えているものだけをメモに取っても、
それじゃ利益の本質は見えないんですよねぇ。
私も昔、よく同業他社の工場見学に行きました。
3S活動やさまざまな改善活動を見て
自社に取り入れようとしましたが、
目に見えるものよりもその裏に流れる
イズムというか考え方を理解していないと、
見た目だけのまねっこで真の改善には
あまりつながらなかったように思います。
諏訪のソウルフード
みんなのテンホウ(中華屋さん、かな)
ここもイズムを感じた。
家族3代食べられるように、とか、
もともとは別業態だった歴史とか。
このところの強行軍でちょっと
疲れがたまっているのか、
プリンさんのお話のいいところで
めちゃくちゃ睡魔が襲ってきて、
聴きたいのに瞼はいつのまにか
下りてることもありました。
(ご本人に報告済み)
望年会はせっかく参加したのに
ひきつった微笑みがえしくらいしかできず、
「しばたさんの絶品卵」もめちゃくちゃ
食べたかったのにひとくちも
食べられませんでした・・・。
健康って大事ですね。
明日は琵琶湖畔でBBQですが・・・大丈夫かなw
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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支援内容 |
ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
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活動拠点 | 奈良県生駒市 |
営業時間 | 平日9時~18時 |
定休日 | 土日祝 |