現場と経営の断絶を解く。
中小製造業のDX部長が書き続けるブログ

東証システム障害、記者会見全部見た感想。

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vol.598

 

10月初日にビッグな
ニュースが来ました!

 

東証、システム障害で
終日取引停止。

 

システム開発に
携わったことのある人なら
絶対聞きたくない

 

ゾッとするこの言葉、

システム障害

 

やっちゃったかー。

 

で、ネットを見ていると
東証の会見に何だか

 

好意的な評価が見られたので
全部見てみました。

 

思ったことのひとつめ。

総じて回答が早い

 

いろんな可能性を検討し
想定されることをすべて
洗い出して

 

できることをやってきた
人たちなんやろうなぁ
と思いました。

 

決して他人任せにせず、
自分がこたえられる質問には
積極的に答えている印象。

 

 

 

思ったことのふたつめ。

答えが的確

 

記者が何度も同じことを
聞いても丁寧に答える。

 

システムのプロが聞いても
非の打ち所がない。

 

 

 

今回のトラブルは

つまりこういうこと。

 

メモリが壊れました。

 

②正常なサーバに自動で
切り替えようと思ったら
うまく切り替わらなかった

 

そして切り替え自体は
手動でできたけど、

 

取引への影響や証券会社、
投資家などのことを考えて
終日停止の判断をした。

 

今回あかんかったところは
取り換え、調査し、
明日は正常稼働させる。

 

これ以上何を言うたら
ええんですか。

 

 

 

システムのことを
横文字を使わずに」
なんて無茶なリクエストにも
極力応える。

 

サーバなんて
日本語でもサーバやで。

 

 

 

 

中でもグッと来たのは
社長が今後の責任の
所在を問われたとき

富士通は機器を
納入するベンダー。

 

市場運営者としての責任は
私共(東証)にあると考えている。

 

責任について聞かれるたび、
これを2、3回言ってました。

 

かっこええ!

 

マスコミとすれば
ここから富士通との

 

泥沼の訴訟合戦を
期待しているのかも
しれませんけどね。

 

 

システムの再起動を
さっさとすれば

 

後場は開始できたのでは?
とかいう質問にも、

 

一から再起動するのは、
すでに受けている注文を
リセットすることになる。

 

証券会社の対応にも混乱、
投資家にも混乱が生じる。

 

円滑な取引、安定的な
市場運営ができないので

 

今日は終日売買停止と
判断しました、と。

 

システムトラブルの対応は
機械の再起動だけじゃない
ってことです。

 

 

 

原因はハードなのか
ソフトなのかって
繰り返し聞くマスコミ。

 

発端はメモリ故障、その次に
システムの切り替えが
うまくいかなかったから
って何回言わせるん。

 

 

 

システム系の質問も
証券取引のビジネスに
関する質問も

4人がまとまって
誠意をもって
回答していると
感じましたよ。

 

これ以上の説明は
ないと思う。

 

 

 

後半になればなるほど
回答も

 

先ほど申し上げた通り、
が増えてきます。

 

だって何回も同じこと
聞くから。

 

 

 

理解力の乏しい
記者さんと比して

 

模範的な回答は
とても勉強になりました。

 

 

 

加藤勝信官房長官は
1日午後の記者会見で

金融庁で原因究明と
再発防止について
検証すべきだ」と述べた

とのこと。

 

システム障害だから
金融庁ではわからんのでは。

 

やるならデジタル庁だな。
(いや、無理でしょ)

 

 

 

 

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お問い合わせ

現場と経営をつなぐDX部長
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 DX推進・IT活用の相談・伴走支援
組織づくり・人材育成の仕組み化
活動拠点 奈良県
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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現場と経営をつなぐDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

「ITを入れたのに、現場が動かない」——
その声を、製造業の中から
聞き続けて10年以上。

C言語エンジニアから
起業・倒産・再就職を経て、
今は中小製造業のDX部長として
現場と経営の橋渡しを
実務でやっている。