生産性と社員のモチベーションが
上がる工場の作り方

なぜ中小製造業の製造現場ではブログが書けないのか?

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Web、IT関係の方、
特にコンサルタントと言われる方々と
お話をしていてよく出てくるキーワード。

 

 

会話

製造業の現場の人って
なんでブログを書かないの?

 

そんなん言うなら
おまえが書いてみぃ!

 

なんて短絡的に
思ってしまいがちですが。

 

私の結論から書くと、
現場作業者がブログを書くのは

不可能です。

 

IT参謀会話

大阪で表面処理、防食処理工場の
Web&システム&採用&教育
を担当している
村上郁(かおる)です。

会社を、工場を良くしたい
とお考えの皆さんに

中小製造業のリアルな体験から
ヒントを得ていただくために
このブログを書いています。

 

先日とあるWebコンサルタントの方と
この件について意見交換しましたが

 

Web制作で10年、
製造業のWeb担として10年

 

仕事をしてきた者として
これは断言できます。

 

 

 

なぜブログが書けないの?

 

IT参謀会話
だって、しんどいもん。

 

私は10年間、薄板溶接と表面処理の工場で
デジタル化に四苦八苦したので断言できます。

 

現場の作業は

目の前の製品に注力します。
体力も気力も使います。

 

 

完全に自動化されていない限り
製造工程から眼を離せません。

 

ましてや半自動機や手作業の多い
中小製造業の加工作業においては

 

 

ブログのために写真を撮ったり
他のことを考える前に

 

目の前の製品を要求仕様通りに
仕上げるのが仕事。

 

ただでさえ体力使うのに
現場によっては夏は暑いし冬は寒い。

 

 

 

そんな体力勝負の仕事の人たちにさらに
PCやタブレット、スマホを使って
ブログを書けなんてとても言えません。

 

私自身が現場作業を手伝ったときの
しんどさから考えても、

 

毎日現場の仕事をしてさらに
お客さんを意識したブログを書く、

 

つまりマーケティングの勉強をする
というのは正直、酷ちゃうかな~。

 

 

 

ブログを書くために必要なもの

 

一方、かなりの部分が自動化され、
工場よりも事務所での管理作業の方が
多い職種なら可能だと思います。

 

 

そもそもパソコンの前に座ってする仕事なら
ブログの投稿がしやすい環境にあります。

 

そしてもう一つの重要なポイントは
お客様の顔が見えるポジションにいること。

 

いくらPCの前に座っていても社内業務だけで
お客様との接点がゼロの人は

 

「お客様が知りたい情報」
が分からないので
訴求力のあるブログになりません。

 

 

 

じゃあ誰が書けばいいの?

 

製造現場とお客様の両方が見えていて

仕事で日常的にPCを触る人

がブログの担当者として適任です。

 

だから中小製造業では
社長
がブログ担当者としてベスト。

 

他には

 

社内とうまく
コミュニケーションをとる営業担当者

 

お客様を意識して業務をこなす
現場管理の方

 

でも可能です。

 

 

 

ブログを続ける秘訣はシンプル

 

でも仕事が忙しくて
ブログを書く暇がない?

 

それは「ブログ投稿」を
「仕事」にしていないからです。

 

ブログを何のために書くのか
これを明確にしていれば

 

ブログを書く優先順位が
おのずと決まり、

 

「書ける、書けない」という
気持ちの問題ではなく

 

「ブログを書く」という
仕事をすることになります。

 

 

さあ、今からブログを仕事にしましょう!

 

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お問い合わせ

中小製造業専門のIT参謀
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 ランディングページの制作支援
ITシステムの構築・運用のサポート
活動拠点 奈良県生駒市
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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中小製造業のDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

17年間IT業界に身を置き
2012年製造業のWeb担当に転身。

2020年から新免鉄工所のDX事業部にて
社内外のDXを推進中。