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上がる工場の作り方

聖火リレーに学ぶシステム導入に大切なこと

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vol.839

 

東京オリンピックが
本当に開催されるのか、
コロナ対策はどうするのか。

 

日程が迫ってきて
ますますざわついてきましたね。

 

主催者、運営者、出場者、
ボランティア、取材陣、応援、
いろんな立場でいろんな意見が

 

いろんなメディアを通じて
飛び込んできます。

 

 

 

そんな中、つい先日※
オリンピックを突然
身近に感じたことが!

 

※もう、一ヶ月以上も前の話でした(笑)

 

 

うちの最寄駅の前を
聖火ランナーが走りました。

写真は撮れませんでしたが。

 

聖火リレーの情報はこちら

 

 

 

会社帰りになんかやたらと
駅前に人がいるなぁ
と思いながら通り過ぎて

 

ふと、聖火ランナーが走る
っていうのが聞こえてきて、

 

あぁそうか!と。

 

 

 

ブログ仲間の投稿にも
オリンピックの聖火ランナー
に関する話題がちらほら
出てきていたので、

 

いよいよオリンピックが
近づいてきたんやなぁ・・・
と感じます。

 

 

 

開催に是非はあるけど、
オリンピックが地元に来た!
っていうことが感じられる

 

聖火リレーという仕組みは
すごいなと思います。

 

 

東京から離れた所に住んでいると
どんなに大きな国際的なイベントでも

 

「あぁ、東京でするんやろ。
自分は関係ないし」

って思ってしまいます。

 

 

 

オリンピックも本来は
海外からたくさんの人が来て
東京以外にも人の流れができて

 

「日本開催」を体感できた
のかもしれませんが、

 

今回はコロナ禍で
家から出るなと言われる中、

 

オリンピックも実際に
観戦できるか微妙な中、

 

やっぱり正直

対岸の火事やなぁと。

 

 

 

そんな中でも聖火がすぐ近くを走ると
オリンピックをグッと身近に感じます。

 

対岸の火事がこちらへ
飛び火した感じ。

 

 

 

この、自分事として
感じられるかどうかが

 

IT導入やシステム開発でも
とても大事。

 

どれだけ苦労して
構築したシステムでも、

 

使う側からしたら
ある日突然ポンと
「これ使って」って言われたら
まず抵抗感しかないでしょう。

 

良いシステムを作っても
導入に失敗した例を
たくさん見てきました。

 

 

 

会話
聖火ランナーが、おらが町を走った!


みたいに新システム導入も
身近に感じてもらう方法のひとつが、

 

構想・設計段階から
IT関係以外の人、
システムを使う人に
加わってもらうこと。

 

これはそのシステムが
より使いやすくなるための
意見出しの意味もありますが、

 

早い段階から加わることで
参加意識が根付き、

 

システム開発者でない人も
このシステム構築に
参加したことで自分事になります。

 

 

 

アフリカのことわざに
「早く行きたければ一人で行け。
遠くまで行きたければみんなで行け。」
というものがあります。

 

 

 

オリンピックもシステム導入も
まさにこれ。

 

オリンピックはだんだんと
一人で行け状態
になりつつあるように思えますが

 

システム導入も早く導入するには
システムのわかる人だけのほうが早いです。

 

 

 

しかし急いで導入しても
根付かなければ意味がない。

 

やっぱりシステムの
開発、導入、活用には
「みんなで行く」
ことが必要です。

 

 

 

この時期、
東京オリンピック開催の是非はあれど、

 

人と人をつないでいく
聖火リレーって、
ええシステムやなぁと思いました。

 

 

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中小製造業のDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

17年間IT業界に身を置き
2012年製造業のWeb担当に転身。

2020年から新免鉄工所のDX事業部にて
社内外のDXを推進中。