vol.776
今日の日経新聞には
こんな記事がありました。
↓
ものづくり
女性や外国人が輝く場所を
しょうゆや味噌を作る醸造機械で
国内シェア8割の岡山の企業、
フジワラテクノアートは
経営陣からプロジェクトリーダーまで
女性がけん引するものづくり企業。
女性が働きやすい
職場づくりを始めたのは
2000年代半ばから。
「女性が働きやすい会社は
男性も働きやすい」
と若い男性に好感され、
大手に流れていた
理系の男性も
採用できるようになった。
(日経新聞3月22日付朝刊35面より)
調べてみたら
この手の記事は
昔から出ていますね。
↓
製造業、特に中小企業では
まだまだ女性は少ないです。
そしていたとしても
事務職がほとんど。
最近はたまに
営業職にもいるかな。
製造現場にいるのは
パートの人だったりするので、
男性社員と同じ場所で
同じ仕事をする女性って
ほんとに少ないです。
ええ、私が知っている会社にも
製造現場で働く女性はいますよ。
ただ、絶対数が
まだまだ少ない。
その理由は
いろいろあります。
もともと男社会だった
のもありますが、
やっぱり現場によっては
ほんとに危険なんですよね。
大きなトラックが出入りしたり。
そういえばトラックの運転手さんも
最近は女性を見かけるようになりました。
でっかいトラックから
女性のドライバーさんが
降りてきたらなんかカッコいい。
それにしても
扱うものが重かったりして
体格、体力が女性向きではない
業務が多いのも確か。
でも最近はトラックのドライバーも
重機の操作も女性でもできます。
そしてそこにデジタルを
入れることでもっと働きやすくなる。
例えば現場が危険なら、
その危険な現場に入らなくても
情報が取れるように、
カメラを設置するとか
Wi-Fiでタブレットから
情報入力するとか
仕組みを入れれば、
リスクを極力下げることができる。
実際、私が勤める新免鉄工所では
工場内にWi-Fiカメラを導入し
タブレットでもスマホでも
工場内が見えるようにし、
生産管理の仕組みを導入して
生産状況が事務所にいながら
分かる仕組みを構築中です。
これ、こう書くとなんだか
すごいことやってるように
見えるかもしれませんけど、
プロにお願いしたのは
工場内にLANを張るところだけ。
Wi-Fiカメラはネットで
数千円のものを購入して
私が自分で取り付けましたし
生産管理システムも
M:netというバーコードを使った
システムがすでにあったので
あとは社内のワークフローを
当てはめていくだけ。
この、社内のワークフローも
営業事務の女性スタッフが
めちゃくちゃ頑張ってくれたので
すんなり準備でき、
あとは現場への導入タイミングを
計っているところ。
今までいなかった女性を
製造現場に入れることも、
今までなかったシステムを
工場に導入することも、
やってみたら思っていたより
すんなりできます。
一番の壁は「できない」と
思い込んでいる誰かさんの
頭の中にあるんですよ。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
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