vol.650
採用を担当していて、
必要な要素として
いつも出てくるものに
ストレス耐性
があります。
いわゆる
打たれ強さ。
製造の現場には
職人気質の人もいますが
本当の職人さんは
実は優しく教えて
くれたりします。
工場って設備の音が
鳴り響いたりして
けっこううるさい。
だから話す声も
大きくなりがち。
でも声が大きいだけでなく、
言い方が荒っぽい人も
たくさんいます。
それまでの人生で
声が大きかったり
言い方が荒っぽい
人たちとの接点が
あまりなかった人は
面食らいます。
私がそうでした(笑)。
でもまぁ、私は
こう見えてもそれなりに
しんどい思いも
つらいことも
経験してきたので
人並みには
ストレス耐性はあります。
一方、今どきの若い人たちは
どうもこのストレス耐性がない、
と特に我々のような
40代後半以降の
おじさんたちには思われがち。
だからといって
叱り飛ばしていいのか?
ストレス耐性って
どうやったら身に着くのか。
こんな記事がありました。
↓
キーワードは
同調圧力。
我々以上の世代は
皆が同じ考えをして
同じ行動をとることを
求めがち。
以前働いていた会社では、
22時過ぎ
部長が席を立つと
そのチームの全員が
ノートパソコンを閉じ
同時に立ち上がって
全員で近所の居酒屋へ
これを毎晩やっていた
時期がありました(笑)。
しかもこれを
笑ってできる世代
なんですねぇ。我々は。
一方、今の若い人たちは
この同調圧力が緩くなってきた。
上記の記事でも
アメリカ的な個人主義、
滅私奉公をしたくない
という考え方だと
指摘されています。
我々の世代は
無理やりでも
上の世代との
接点があり、
そこで否が応でも
鍛えられてきました。
今の若者は
同調圧力が弱くなり、
人が人で磨かれる機会
が明らかに減っています。
だからといって
従わせるために
怒鳴りつけていいのか?
でっかい声で人前で
叱りつけたら
言うこと聞くのか?
聞かないですよね。
余計に反発して
会社を辞めていくだけです。
だって同調圧力が
弱いんだから
他人の目なんか
気にしないから。
せっかく採用した人員を
叱りつけてやめさせて
どうします?
今の人材育成に重要なのは、
役割をはっきりさせ、
一見無駄な作業でも
その意味をしっかり
理解させてあげること。
そしてまわりのみんなで
サポートして支えてあげること。
先の記事では
ダラダラ慣れる
という表現をしています。
そこまでしないと
いけないのか?
はい、いけないんです。
世の中は私たちが
学生だった25年前から
かなり変わりました。
人材育成のやり方も
変わって当然ですよね。
叱りつけ、怒鳴りつけることは
むしろ上司の側の
ストレス発散だったり・・・
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
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