vol.594
何の気なしにつけた
CATV(ケーブルテレビ)で
これを観てしまいましたよ。
しかも前編を観ず(知らず)、
この後編も途中から。
ちょうど?五郎さんが
羅臼に来たところから観たので
そこまでのストーリーは
あとでネットで調べて
自分の頭の中で繋げました(笑)。
いやー、イイドラマでした。
今観るといろいろ
こみ上げてきますね~。
それだけ歳を取った
ということか?
派手なドンパチや
殺人事件が起こる
わけではない。
猟銃や不倫?は
出てきたけれど。
ゆっくり静かに
進んでいく物語に
思わず見入ってました。
そしておおむね
ハッピーエンド。
五郎さんが作った石の家で
五郎、純、蛍、
そして新しい家族
みんなが揃った場面を見たら、
ああ、良かったねーと。
こういう感情移入ができるドラマは
ゆっくり時間の流れる休日に
観るのがちょうどいい。
細かいストーリーは知らなくても、
我々40代後半なら
名前くらいは知っている
北の国から。
そういえば一番最初は
水道も電気も自分たちで
仕組みを作ってましたね。
家さえも作ってましたから。
私たちは会社の
システム構築に
やっと取り掛かり始めました。
まずは事務方の
書類整理から。
※こんなには散らかってません。
経理書類を自分たちで
PDF化してクラウドに
保存してみて、
ファイルの名前の付け方や
保存する場所など
どうするのがいいのかを
自分たちで考えながら
トライを始めました。
パソコンやネットを
まだまだ活用できていない会社で
これからどういうシステムを
構築していくべきかを
みんなで考えながら作る。
システム管理の担当である私と
社長だけで進めるのではなく、
実際にそれを使う人たちと
一緒に取り組む大切さを
ちょうど昨日感じたところで
今日、『北の国から2002遺言』
を見てふと、考えました。
このシステムは自分たちが
使うためのものを
作ってるんじゃない。
いや、それもある。
今の仕事を効率的に
生産性が上がるために
やるんだけれども、
もう一つの視点としては
これをいつまで使い続けるのか。
誰が使うのか。
うちの場合は、
2021年4月に入社してくる
新卒の社員の人たち。
そして今、働く人たちが
使いやすいものにする。
自分だけが使うなら
自分でやったほうが早いし
自分のやりたいように
やればいいんです。
でも企業はそうじゃない。
システム構築は
みんなの仕事を支え、
みんなが成長できる
仕組みづくりです。
104年続いた会社が
これからもあり続けていくための
システム構築をしているわけですが、
システムやデータを
残すために作るのではなく、
なぜこの時こう考えたのか、
あの時はどうだったのか、
過去の出来事を
思い出話で
話すのではなく、
経験を未来に活かせるように
作るんやなぁ、と改めて思います。
五郎さんは遺言で、
金や品物は何も残せんが、
遺すべきものは伝えた気がする
って言いました。
そう。パソコンやサーバという
ハードを残したいのではなく、
過去にこの会社が
たどってきた歴史や記憶という
遺すべきものを残すことで
今、なぜこうなっているのか
を紐解くことにつながる。
例えば図面の端っこに
走り書きされたメモ。
説明するために書いた
手書きの下手なポンチ絵。
数値だけをシステムに
入力してしまえば
残らない情報ですが、
例えばPDFで残しておけば
それで思い出すこともある。
昔、そういえば
北の国からのロケ地を回ったなー。
たぶん高校の修学旅行だったから
まだ石の家じゃなく
この家だったと思う。
↓
当時は北の国からが
特別好きなわけではなく、
むしろ貧乏くさい絵面と
ストーリーがキライなくらい
だったので
ロケ地に行っても
他人の家を覗いたくらいの
感覚しかなかった。
改めて
北の国から2002遺言
を観た今、この感覚で
この家を見ていたら
まったく感動が違う
こと間違いない。
むしろ今、北海道のロケ地を
めぐりたいくらいです(笑)。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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