vol.788
俳優の田中邦衛さんが
亡くなりました。
田中邦衛さんといえば、
テレビシリーズ化された
ドラマ『北の国から』の五郎さん。
五郎さんのいない『北の国から』って
まったくイメージ無かったですけど、
考えてみれば人はいつかは亡くなるので
当然と言えば当然です。
出演者の年齢に沿って
ストーリーが進む
『北の国から』は
いずれこういうときが来るのも
想定されてたでしょうね。
倉本聰さんはシリーズ最終話となった
『北の国から 2002 遺言』以降の
ストーリーも考えておられたそうです。
脚本家、倉本聰さんは
田中邦衛さん、というか
黒板五郎のことを語る
下記のインタビューの中で
↓
田中邦衛さんは亡くなったけど、
黒板五郎は富良野で生きている。
とおっしゃってます。
うん、私もそんな気がします。
そしてもうひとつ。
人生をアップで見ると悲劇だけど、
ロングで引いてみると喜劇だ
っていう言葉がある。
田中邦衛さんはそれを
見事に演じてくれた。
と語っています。
これは喜劇王とも呼ばれた
チャールズ・チャップリンの言葉、
Life is a tragedy when seen in close-up,
but a comedy in long-shot.
人生はクローズアップで見れば悲劇だが、
ロングショットで見れば喜劇だ。
ですね。
今、目の前で起こっている
大変なことは
確かに大変なんだけど、
長い人生の中で捉えると
あとで笑い飛ばせたり
そのことが結果として
前向きに捉えられたりして。
この毎日ブログにも
通じるところがあります。
鶴瓶さんみたいなハプニングや
さんまさんみたいなおもろいこと
なんて毎日ありません。
毎日書いていると
しょうもない内容もたくさんあるし、
自分で書いてても
嫌になることもあります。
でもそういう一日も
続けてきたから今
こうして788日連続してるわけですし、
たまにめちゃくちゃ
いいこと書けたり(笑)、
アクセスが急に伸びる
記事があったりします。
北の国からも日々を
淡々と描きながら
たまに大きなハプニングや
人生の転換期が描かれます。
私の知人は
「あのドラマは寂しくなるから嫌い」
って言ってましたが、
一つ一つはさみしい描写でも
全体を通してなんか
ええ感じやからこそ、
1981年から2002年まで
続いたんでしょうね。
うちの会社、新免鉄工所は
今年で105年目。
いろんなことがあったと思いますし
これからもあると思いますが、
1日1日を大切にして
次の世代につないでいきたいなと。
そして個人事業として行っている
Webマネジメント研究所の仕事も
息の長い事業として
育てていきたいなと。
最後に
田中邦衛さんの
ご冥福をお祈りして
今日のブログは
おしまいにします。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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