『倒産』
この言葉が好きな人は
まぁいないでしょう。
私も好きではありません。
でも今回初めて『倒産』を前向きに
とらえることができました!
先日、ビーラブカンパニーさん主催の
R☆MG(流通版MG)に参加。
ここで見事に倒産しましたw
ちなみにMGとはマネジメントゲームの略。
経営をゲームで体験するのが目的です。
私の50年ちょいの人生の中で
倒産はリアルとMG合わせて
3回経験しました。
(倒産のほかには企業買収による
消滅も1回ありましたね。)
初めてMGをやったときに
1回目の倒産を経験。
そのあとのMGは何とか
倒産せずにやってきましたが
(この間、リアルの倒産1回を挟み)
今回いろいろとルールが異なる
流通版MG(R☆MG)をやったら
また倒産しました
たとえゲームでも『倒産』という言葉を
突き付けられると嫌なもんです
勝ちに不思議の勝ちあり
負けに不思議の負けなし
という言葉があります。
なぜ今回負けた(倒産した)のか?
これは思ったより影響大きかった。
意思決定する場面で迷うんですよね。
何ができるのか、何ができないのか。
そしてうかつに意思決定すると
コールミスしたり
やろうと思っていたことができなかったり。
実際の経営でも市場や業界、取引など
いろんなところにルールがあります。
法律や慣習というのもあります。
多くの場合、これを無視して
商売はできませんよね。
で、都度確認していると
意思決定が遅れるんです。
買い時、売り時を逃すんですねー。
ルールが分かってないと
瞬時の判断ができないんです。
迷うんです。
そして焦るとミスする。
ミスっても取り返せばいいんですが
慣れないとどうしても焦ってミスを続ける。
例えば「売る」と計画していた場面
買える材料があったので
「購入」してしまったんですね。
すると現金は減るし
売れば入ってきたはずのお金も入ってこない。
計画とズレが生じ、取り戻せないまま・・・
資金繰り表の記入が間違ってた。
プラスだったはずの決算が
記入ミス発覚!
計算をやり直すとマイナスに・・・。
ここで思うのは会計って
リアルタイムで状況を知ってるのと
その情報が入らないのでは
経営判断を誤るなぁ、ということ。
1年や半年なんてもってのほか、
1か月前の財務状況でも
知ったところでもう遅いんですよね。
できる限りリアルタイムで
キャッシュや財務状況を
把握できるっていうのが
戦略会計やなぁ・・・と実感。
こんな「負けた原因」を得られたことは
貴重な経験でした。
そしてランチが美味しかった
これ、MGの一番大きな
ポイントだと思います。
私は社員としてリアル倒産を
経験しました。
その時実感したのが、
経営層にいない限り
どうして倒産したのか、
何がどう関係したのかが見えない。
経営者の立場で倒産するのと
社員の立場では見える景色が
全く違うんですよね。
それがMGでは平社員でも新入社員でも
小学生でも倒産を経験できる。
これは大きいですよ
社員に「経営者目線を持て」なんて
言ってる経営者は今すぐ社員さんに
MG研修を受けてもらってください。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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