人材育成とシステムメンテに共通点を見た

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vol.661

今週は会社の
システム更新を
しています。

ひとことでシステム更新といっても
具体的な作業はいろいろあり、

各社、システムごとに
内容ももちろん違います。

今回はサーバの更新。

サーバ本体（ハードウェア）
が古くなったので

ソフトやデータを
新しいサーバに入れ替えます。

サーバ関連で何が大変って、
日常業務に差し障りのない時に
作業をしないといけないこと。

うーん、このへんまるっと
クラウドにしてしまえば、

ハードウェアの更新を
こちらでやらなくてもいいので
こういう作業はなくなるんですが、

これってシステム側の考え方。

そりゃ今風の最新のもの
にすればいいんですが

いきなりガラッと
クラウドにするには

お金もかかるし
業務の進め方も
見直さないといけないので

おそらく経営者が
一番考えることは

サーバを新しくしたからといって
売り上げが増えたり
利益が増えたりはしない点。

なので経営判断としては、
なかなか、なかなかです。

というわけでハードを新しくして

今のシステムを使い続けるわけですが、

ここをいかに差し障りなく
移行できるかが
システム屋さんの腕の見せ所。

あれ？そういえばシステムが
どうのって言ってたけど
あれどうなったん？

あぁ、それ先週終わりましたよ

ってぐらい、社員が知らない間に
作業が終わればベスト。

でもまぁ、私の経験上、
全く何もハプニングのない
サーバ移行はありません。

システムの大きさ、
会社の規模に関わらず
何かしらトラブルは付き物。

みずほ銀行のトラブルや、
最近では東証のシステム障害
なんてのもありましたね。

↓

東証システム障害、記者会見全部見た感想。

今回も諸々のトラブルが発生しました。

でももう慌てない。

システムを触るときのあるあるです。

製造設備でもこんな話をよく聞きます。

長年元気に稼働し
続けてきた製造設備が、

電気を落として
部品の掃除をしたら

急に調子が悪くなった
という話。

部品交換時にホコリやゴミを
噛み込んだのかもしれませんし、

ちょっとした電気抵抗の変化が
原因かもしれませんが、

メンテナンスしたらなんか
調子悪くなることってあります。

健康診断したら
体調悪くなるのと同じ？

触らぬ神に祟りなし？

一番の原因は、
何年間もまったく
メンテナンスをしないこと。

自動車は定期検査があるでしょ。

サーバも製造設備も
定期検査は重要です。

こまめに見ていると
不調がすぐにわかり、

傷口が浅いうちに
手が打てます。

ほめて育てる『ほめ育』
のポイントは、
相手をしっかり見ること。

ちょっとした変化、
1mmの成長を認めて
ほめること。

こう考えると、

人材育成にせよ
システムにせよ
製造設備にせよ

しっかり見る、
声を聞いてあげることって
大事なやなぁと
改めて実感します。

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