今日は業務を午前中でめどをつけ
午後からインテックス大阪で
開催されている展示会へ。
コロナ禍を挟みすっかり
足が遠のいてましたが
久しぶりのリアルの展示会。
わざわざ足を運んだ理由は
当社で導入している生産管理システム
『エムネットくらうど』の活用を
今後どう進めていくか、
そのヒントをもらうため。
当社が導入した当時は
M:netという名称でしたが
諸般の事情により
エムネットくらうど
という名称に変更されました。
詳しくはこちらをご覧ください。
私がDX推進の立場になって
最初に導入を進めたのが
このM:netでした。
今になって思えば当時は
いろいろ考えすぎて
先走ってましたね。
M:netとの出会いは
今の会社に入社する少し前。
これまでいろんなシステムを
見てきましたが
アイデア次第でこんなにも
いろんなことに使えるシステムって
初めてだったのでマジ感動。
さらに当社入社後
生産管理業務をみて
もう、これしかない!
そう思ったので即、社長に提案し
導入を決定。
IT導入補助金も活用してすぐに
利用を開始
したのはいいけれど
なかなか活用が進まない。
導入前に考えたことは
日常的に使うのは私ではないので
私ばっかり操作に習熟してもアカン。
基本的な操作方法を伝えたら
後は直接の担当者に触ってもらおう。
なので操作方法の説明会は開催したけれど
そのあとの利用は現場にお任せ。
今思えばこれがダメだった。
そもそもこれまでの紙や
エクセルでの管理に
何の不便も疑問も
感じていない人たちにいきなり
って言っても
現場からすれば
そのメリットが分からないし
手間がかかるイメージしかないから
M:netに乗り換える理由が
なかったんですね。
これでは活用は進みません。
でも当時は生産管理に対する
自分の関わり方、距離感が
まったくつかめておらず、
「自分がやりすぎたらあかん」
という気持ちが強かったので
逆に離れすぎたんですね。
そんな状況で本日、
M:netを開発した日本ツクリダスさんの
ブースを訪問してみました。
電話やメールで問い合わせるのではなく
展示会という場では面と向かって
いろんな人と話をしているので
その中で出てきたリアルな話題も
聞けるかなぁという期待を胸に。
するといろんなお話を聞けましたが
紙やエクセルベースの現場に
ITシステムがすんなり入ることは
まずない。
どこでも多かれ少なかれ
苦労話がある。
たくさんヒントをもらいましたが、
まずはここから取り組むことに。
取り組みその1.
もっと現場に近いところで
現場と一緒になって使うこと。
取り組みその2.
3ヵ月とか半年という単位で
時間をかけてアプローチし続けること。
今思えば、ひとり部署で
採用からHPやSNSまで
いろんなことをやるために
なるべく手離れを早くしようと
効率を求めたことが
逆に効率の悪いことになってました。
ITシステムの導入は
効率化や生産性向上などが
念頭にありますが
その導入過程はいったん
現場に入り込んで進める必要があります。
これを読まれた方はぜひ
当社の失敗を御社に活かしてください。
焦らずじっくりしっかり行きましょう。
さすがに疲れたけど
いいことたくさん聞いたので
ダッシュで帰りました(笑)
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
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