8月22日と23日の2日間、
大阪の八尾(やお)で
家族MG(マネジメントゲーム)
が開催されました。
MGって一般的には
大人が経営を学ぶゲームですが
家族MGは
親と子(小中学生)が参加します。
大人と小中学生が
同じルールの下で経営ゲームをする。
これはなかなかない機会なので
「よし、うちの子どもと一緒に参加しよう!」
と思って誘ったのですが
「えー・・・暑いからいいや 」
って振られちゃいました
MGを中2に十分にティーアップできなかった、
価値を伝えられなかったなぁと後悔してます。
なぜお父さんが時間もお金も使って
参加しているのかを体感してもらう
いい機会だったのになぁ。
でもどうしても参加したかったので
今回は「スタッフ」として参加
今回は小学4年から中学1年までの
子どもたちとゲームを楽しみました
(スタッフでしたけど)。
MGをご存知ない方のために
何をするのかざっくりお伝えすると
まずはルール説明。
子供向けにドーナツ作るのを例に説明。
邪魔な頭は私です・・・
ルールをしっかり聞いたつもりでも
ゲームの中でやってみないと
なかなか覚えられません。
ルール説明が終わったら
すぐに第1期でゲームを体感。
第1期は試用期間のようなものですかね。
みんなで同じ作業
(必要なものを購入し、仕入れから入札まで)
をひと通りやります。
ここでは社長(プレーヤー)による差は付きません。
そのあとは決算処理。
初めてMGをやる人には大きな関門ですが
慣れてきます。
特に子どもたちの順応速度は早かった
いよいよ自分の判断で
仕入れて売る、人を雇う、
研究開発や教育をする
などを実行していきます。
もちろん最初にあったお金は
どんどん減る、売れば増える。
それを記帳していきます。
そして決算。
いくら商品を作っても
売らないとお金が入ってこないことを
否が応でも実感します。
そろそろみんな
売ることに意識が向き始めます。
慣れてきて入札にも力が入ります。
このへんからがぜん面白くなってきますねー。
今回は時間切れで
第3期の決算は2日目の朝に持ち越し。
そのあとは小中学生と大人、全員参加の懇親会。
出社早々第3期の決算を行ない、
自分の会社が儲かったのかそうでないのか、
他の人とも比べながら自分の会社の成績を確認。
第4期までやったところで今回は終了。
決算は宿題となり後日自宅で
各自で行なうことになりました。
今回はなかなか良い決算
(自分が思い描いた結果)
になりました。
第5期までやりたかったな~
大人のMGだと2日間で5期の
決算までを終わらせますが
今回は2日目の午後からは
実際の会社(工場)を見学させてもらい、
リアル出店の機会をつかむための
子ども商店会議を行ないました。
ゲームで経営を体感した後すぐに
自分たちでお店を経営するには、という視点で
考える場が提供されることは
なかなかないですよね。
今回の家族MG、
親御さんや大人たちの約束事は
「教えない」。
これって言うは易し行なうは難し!
ついつい先回りして
「今売った方がいいよ」
「そこは完成投入した方がいい」
って言っちゃいがちですが
これをしちゃダメなんですよね。
儲かろうが倒産しようが
すべては自分の判断次第。
子どもたちが自分でそれを
体感しないと意味がない。
実はこれは子どもだけではなく、
大人でも同じです。
自分で考えて欲しいって言いながら
相手の答えを待たずにいろいろ指示したり
コメント挟んだりしてませんか?
小さい社長さんたちを通して
我々大人たちの在り様も見えてくる。
子どもたちには子どもたちなりの、
大人には大人なりの
発見が多い家族MGでした。
また参加したい!
うちの子が中学卒業するまでには
そして今回の家族MGはゲームにとどまりません。
これから11月に開催される
トモヤスフェスタ2023への
子ども商店としての出店を計画しています。
ゲームで終わらずリアルにつなげる。
これって貴重な機会だし
私の仕事でも重要だなぁと思うので
今後もフォローしていきます!
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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支援内容 |
ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
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活動拠点 | 奈良県生駒市 |
営業時間 | 平日9時~18時 |
定休日 | 土日祝 |
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